150BPM

ものすごいサブカルですが、あまり気付かれません。

ハッピーセントパー!

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(去年のセントパトリックデーでのワイ)

年に一度のワイの守護聖人(え?)の日「セントパトリックデー」が来ました。

今年は東京で最大級のセントパトリックデーの催しがあるようですが、ワイは欠席。

死。(代わりに品川区の六行会ホールでお待ちしております)

www.inj.or.jp

セントパトリック(St Patrick)っつーのはアイルランドキリスト教を広めた人だから、アイルランドのシンボル「シャムロック(クローバー)」の色の緑がテーマカラー的な。

以下セントパトリック#とは。

 

英国のウェールズで生まれる

16歳の時アイルランドの海賊に拉致られて奴隷として売られる

羊飼いとして働いてると「神の声」をきく

↓(歩いて300km脱走)

故郷(ウェールズ)に帰り、更にヨーロッパで神学を学ぶ

拉致ったアイルランドの人たちを回心させる使命に燃える

アイルランド守護聖人となる(命日が3月17日)

 

お察しの通り、えげつない人ですわ。 

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(ちなみに右のゴシックな建物がセントパトリックチャーチ)

この話、長くなるんすけど(いつも長い)。

ワイ、カトリックで育ってんだけど、マッマから「あなたの”拠り所”を見つけなさい」ということであてがわれたのが、ニューヨークの「セントパトリック教会(St. Patrick's Cathedral - New York, NY)」だったというわけ。

この時15歳だったけど、初めて連れてってもらったセントパトリックはホーリーで感激した。

そこでマッマに十字架のペンダント買って貰って、ずうううううううううっと御守りに付けてた。(今はマッマから貰ったネックレスつけてるけど)

マッマ的には「どーせこの子海外行き来するだろうし、少し遠いくらいがちょうどいい」みたいな感じだろうけど。

その後NYにいく度に必ず寄るようにした。(失恋したばっかで泣きながら時間を過ごしたりなど)

もちろん、片隅には告解するBOXもあるよ。

 

兎に角中の雰囲気がグンバツなので、もしNYに行くことがあれば一度足を運んでみると◎

 

この後パリに行った時に「マドレーヌ寺院」に感激したけど、マッマは別になにも言わなかったから、やっぱりセントパトリックにしたかったんだと思う。

ノートルダム寺院は、なんかダメだった…)

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余談ですが、チャリがとまってるところがワイがバイトしてたギャラリーがあった場所。(今はクイーンズかどっかに移転)

場所はNOB NYの向かい。トライベッカ。フランクリンとハドソンのとこ。

ここ、今考えるとすげーダウンタウンで、よくもまぁ多感な時期にこんな場所に居たもんだ、と大人になってわかるやつや。

(いいことも悪いこともぜーんぶ教えてくれるのがNYだね☆)

 

あーあ。ODEONのオニオングラタンスープとかデューンレードのデカいグラノーラヨーグルト(バニラ味)とか食いてーなー!

 

 

「新著出版おめでとうございます」と涙ぐんだ意味#とは(長め)

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この写真、ツイッタランドでは「れいこ嬢と釣崎さんの久々の2ショ、安心するけど最強怖い~」と評判です。

だよねー。わかるー。ありがとー。

ワイも釣さんも元気です。

 

大阪での同イベントが控えてるので、イベントレポは週末にでも。

 

あまり釣さんとの思い出なんて人に話さないけど、たまには。(長文注意)

 

「死体おとーさん」と呼んでいる、死体写真家 釣崎清隆との出会いは15年前。

大阪で語り継がれるアートイベント「レッテル」に来阪すると聞いて、当時中学3年生で15歳のワイは学校帰りに赴いたというわけ。

(絵師 東學に目撃されていたのもこのイベント)

そこからの付き合いで(割愛)、人生の半分を共にしてきた「東京の父」っすわ。

成人式の写真も、釣さんにお願いした。

 

新著の出版はtsurisakist※としては、大変感慨深いもので。

(※BURST時代からの釣崎さん公認のサポートメンバー。現在は新潟の佐藤"シミバチョフ"くんとワイのみ)

釣崎さんはこの数年の間大人の事情や、わかりやすい社会の圧力で出版が頓挫したり延期したり、なんていうことが今まで多々ありまして。

その度に悔しい思いをしてきたんすよ。

日本はどうなってんだ、っつって。(海外ではイベント、DVDのリリース共に好調だった)
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そして311。

釣さんが福島第一原発(以下、イチエフ)に仕事で行くという時も、戦地へ父を送り出すような、もしかしたらもしかするんじゃないかという気持ちで見送りまして。

何度か行き来する時も、同じ気持ちでセンチメンタルでした。

(本人は心身ともに至って元気そうで、放射能が何や良い影響でも与えてんちゃうか、と思うくらいでイラッとしたこともあったけどもw)

 

「なにごとも無く帰ってきて良かった(涙)」という話を釣さんにしたら「お前はメキシコ行くときもコロンビア行くときも、いつも同じこと言ってる」って言われた。

うるせー。そんなことを言ってくれる奴が居ると、帰らなきゃって思えて良いんじゃねーの? 
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目の前にはBURSTのレジェンド達が居て、さながら10年前にトリップしました。

 

あの頃の記憶のなかで一番忘れらんないのは、釣崎さんの何かのリリースパーティを渋谷のアップリンクでやった時。

諸々終わった後、みんなで外に出たら誰かが差し入れた日本酒の一升瓶を誰かが開けて、「盃交わそう」って回しはじめて。

清野さんもキノコちゃんもシモネ先生も、もちろん釣崎さんも皆で回し飲みした。

 

あの頃に戻りたいなんて思わんけど、昔を思い出して涙ぐんだ。

みんな生きてて良かった。

 

ノンフィクション大作。是非。

 

原子力戦争の犬たち 福島第一原発戦記 ([テキスト])

原子力戦争の犬たち 福島第一原発戦記 ([テキスト])

 

 

釣崎清隆「原子力戦争の犬たち/福島第一原発記」リリイベあるよー!

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どうも、tsurisakistのワイです。(久々に言うた)

2017年3月13日(月)阿佐ヶ谷ロフトAにて、我らが死体写真家釣崎清隆の出版リリースイベントがありますよー。

わたくしも駆け付ける予定でやんすー。

表紙はアイカワタケシ!やったー!ピスケンも来るよ♡(来るかな?ww)

釣さん久々のご本、ということで期待高まるううう。

 

↓以下、阿佐ヶ谷ロフトAから引用↓
福島第一原発と死体写真家が格闘した《死線越えの日々》を語るトークショー!!
原子力戦争の犬たち/福島第一原発戦記』出版記念トークライブ!!


2017年3月13日(月)OPEN 18:30 / START 19:30

前売¥1,500 / 当日¥1,800(共に飲食代別・要1オーダー500円以上)
※前売はe+・WEB予約にて「2/11(土)午前10:00」受付開始!
※e+チケットはファミリーマートのFamiポートでも購入して頂けます。

 

【出演】
釣崎清隆(死体写真家)

【ゲスト】
姫乃たま(地下アイドル/『号外 地下しか泳げない通信』)
Phonk Ibuki Gee(Hip Hop クリエイター)
石丸元章(ゴンゾ作家)
曽根賢(ピスケン/作家)
ケロッピー前田身体改造ジャーナリスト)
アイカワタケシ(画家) ほか

【司会】
福田光睦(地下編集者/Modern Freaks Inc.)
【協力】東京キララ社


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来る3.11発売! 世界の危険地帯を歩いた死体写真家・釣崎清隆が、取材ではなく一作業員として対峙した福島原子力災害の最前線をルポルタージュした『原子力戦争の犬たち/福島第一原発戦記』(東京キララ社刊)の出版を記念して、著者によるトークショーを開催!!
使命感に燃える地元作業員と、様々な思いで全国各地から集まってきた「外人部隊」たちによる人間模様。浮き彫りになる矛盾。国内外に蔓延する言説が前進を妨げ、むしろ被災後の方が切実な福島の悲劇に、憐れみではなく名誉を湛えよ!
憐れみの情はありふれた残虐行為に窒息し、英霊は復讐の神を従えてよみがえり、この地に来たりて、神々の声を叫ぶだろう。そこのけそこのけ、原子力戦争の犬たちを切って放て!

デヴィッドボウイ大回顧展など。

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思い立って天王洲アイルの寺田倉庫でやってる「デヴィッドボウイ大回顧展」行ってきました。

結論から言うと、少しでも気になってる人は迷わず行くべき。体験すべき。体感すべき。

DAVID BOWIE is | デヴィッド・ボウイ大回顧展

(どこさがしても割引券的なものが見付からなかったので、寺田倉庫周りの人に聞いたら「寺田倉庫(中の人の呼び名)に聞けば?」って。聞けねぇー!)


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うちのスターマンがそろそろお誕生日ですしおすし。

 

16時以降は200円ディスカウントになる「トワイライトなんちゃら」目掛けて。

日曜日の夕方なのに、一切並ばず、中もガラガラで最THE高でした。

 

チケット買っただけなのに大興奮。長丁場になりそうだし、品切になっても困るから、先に物販へ。

ほしいものを先に買うて出てきました。
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土曜日に再入荷したらしい、12インチ。1500円。(お一人様一枚まで)

 これは絶対欲しかった。傷付けたくないから、絶対聞かないけど。

あとはポスターとか、ブックカバーとか購入。比較的お求め易い価格だった印象。

マスキングテープとか、勿体なくて使いそうにないものは(大人だから)買わない主義。
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もちろん、パネルの前で写真も撮る。(RUN DMC)

 一通り満喫して、テンション上げて会場へ「(割引なのに)2200円とか高ぇなあ!」と思ってたけど、中に入ったらヘッドホン付き音声ガイドが配られまして。

「そりゃチケット高いだけあるわ」ってなりました。コミコミなのね。

 展示物に近づいたら勝手に音が流れる優れもの。数字押さなくて良いので、邪念に邪魔されなくて◎

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出てきて、お茶もする。ティラミス美味しかった。

寺田倉庫がやってるT.Y的なやつなので、クオリティ高め。

(カップの中は、ジョニーウォーカーハイボール)

ドリンク頼めば、特製コースターが貰えます。(スミノフアイスでも貰えた)
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撮影可能なのは中の展示以外って感じ。

 

見たことある衣装や音楽、手書きのスコアやボウイが書いた三島由紀夫肖像画とか、見たかったものが全部ある感じ。

最後の部屋では高音質の曲とプロジェクションマッピング山盛りで「紙でも食っとけばよかった…」って思うくらいすごかった。

あれ?何か違う?

去年のひな祭りにお星さまになった人のことを。

1年ぶりですね?ご無沙汰してます。

サラッとはてブに移転しました。

ブログの記事っていうのは消費したりされたりするものだと思ってるので、移行したりする気はないっす。

とやかく言う人はご自身でアーカイブしてください。マジで。

 

思ったよりたくさんの人にご心配をお掛けしていたみたいで、申し訳なかったです。

特に、SNSで繋がってない、ブログのみ長年見てくださっている方には特に申し訳なかったです。

去年の今ごろから、アメブロを書かなくなってしまったのには、2つ理由があります。

 

1 ブログを書いたらいちいち感想を送ってくる人が居て、嫌気がさした。

2 大事な友人がお星さまになってしまい、これからの人生について考えるタイミングがきた。

 

この2つです。

 

2については、この前久々に会うた方に「大事な友達亡くして、いよいよおかしくなったのかと思って本当に心配した!!」っと言われちゃいました。

重ね重ね申し訳ない。わたくし、元気にやってます。

 

そう、ヒロシくん。ヒロシくんの話。

ハードコアバンド「夕焼けの丘」のヴォーカル。

41歳の春だった。

亡くなる前、最後に会ったであろう友人がわたし(とダマさん)かもしれない、というカルマの様なものが付きまとって、なかなか辛かったです。

今でも辛いけど。

最後に会ったのはムラスポとDC SHOESのコラボのスケーター来日イベント。

この前日、ものすごい雨でスケーターたちのデモが中止になってつまんなかったから、翌日のイベントも足を運んだというわけ。

色んな偶然が重なって、ヒロシくんにバッタリ会いまして。

(これがその時の写真)f:id:pecotaranta:20170303121349j:image

それから10日後のひな祭りの日に、お星さまになっちゃいました。

あっという間だった。

びっくりドンキー」でハンバーグを食べて、新宿で別れたのが最後。

あの時手を振ってくれた姿が忘れられなくなってしまった。

訃報を聞いた翌週、葬儀がありまして。

朝から晩→イベントが終わる翌朝まで泣いてました。

喪主の挨拶がサノ☆だったんだけど、なんか色々と凄かった。

みんなが「夕焼けの丘」の歌を歌って、DJが刺さる曲をかけて、下北沢のTHREEで一晩中踊った。

Dead or alive」の「You spin me around 」でバキバキに踊ってたら、ヒロシくんのお母さんのサキ子が、最後の挨拶で「この子が蝶みたいに踊ってくれて良かった」って言ってくれた。

 

その夏にヒロシくんが勧めてくれた沖縄のカフェに行ったら、すでにカフェとしての営業はしていなかったものの、素晴らしい夕焼けを見ることが出来ました。

ありがとう、ヒロシくん。

沖縄で会いたかった。

www.youtube.com (歌詞が刺さる)

 

それからすぐ後に友達に叱られて人生を考え直し、スルリと転職し、30歳を迎え、出会いと別れを繰り返し、年が明けてこの前の2月末、2年間勤めた地下のお仕事を卒業しました。(割愛)

 

日の光を浴びながら電車通勤するのも、良いもんよ。

 

と、このような1年を過ごしてました。

この歳になって友人の自死というのは、堪えますな。(7年ぶり6人目)

 こういう時に思い出すのは、直子ちゃんに「サニィ、あっちでどうしてるかな」って言ったら「どうもしてないよ」って言われたこと。

世の中そんなもん。

みんな、健康で長生きしような。

1人で勝手に死んじゃだめだよ。

 

ということなので、引き続き150BPMをご贔屓に。