150BPM

ものすごいサブカルですが、あまり気付かれません。

オークションの下見に行って来た話

 

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( 誕生日プレゼントっつって渡された「シウマイ弁当」、美味しかったです。 )

 お陰で3時まで飲んでて、そのままサクッと寝てから下見に行ったなんて、神上司に言えなかったよ…。

久々にキツい寝起きを迎えましたありがとうございました。

今日も今から飲み会ハシゴっす。

夏だね☆

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オークションの札の番号、13番が一番上にきてたから、これにした。

Lucky13ってことで。

でも、オークション初日の明日土曜日は、わたし湯河原にショートトリップなので行けませんけど。

翌日の日曜日はきっと海に行ってるので行けませんけど。

(ごめんなさい)

 

オークションの下見なんて数年ぶりだったけど、実りある下見だったな~。

(いつも下見には行かず、他の収集家に隠密をお願いしてた)

 

今の会社は収集家が周りにいる環境じゃないので、いわゆる「至極の逸品」とか「世界最高峰」みたいなコインを見る機会は昔に比べたら減ったわけで。

そんな中、せっかくだから下見に行こうっつって神上司からのご提案で行けたというわけです。

 

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こちらは、久々に会うた同業者氏。いつもおしゃれ。

彼曰く、前の会社を辞めて、それなりのトラウマを経験して業界から消えたわたしを「都市伝説」的な感じに思っていたみたいで。

以前、彼の会社にコインを見に行った時に収集家に会ったんだけど。

その収集家が「れーこちゃんに会った」って言ってたけど信じてなかったらしいw

 

生きてます。わたし。ちなみに元気だし、業界に復帰しました。

 

下見のお目当ては。もちろん「ウイリアム4世」の銀貨。

世界一好きなコイン。

オークション,GREAT BRITAIN William IV ウィリアム4世(1830~37) Crown 1831 NGC-PF64

 

多分このコイン、見たことある(出会ったことある)やつだと思うんだけどなあ。

ワイが外国コインを勉強しようって思ったきっかけのコインで、もしこのコインをあの時の国際コンベンションで見てなかったら、今コイン業界には居なかったと思うレベルのやつ。

 

7/14の18:00現在で入札件数ダントツの202件。

現在の価格は3,510,000円!(もっとイくと思うし、もっと盛り上がってほしい。)

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プルーフセット用に100枚製造されたうちの1枚ということ。

100枚って…。少ないよ…。うそでしょ…。

そんなのが極東のワイみたいなやつの手元に来るなんて…って思うと感激なのが、コインを扱うことの醍醐味だったりする。

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何が美しいって、このマントルが世界一美しい。(と思ってる)

マントルってフランスのお家芸って感じじゃない。

でも、エングレイバーのウイリアムワイオン師の精巧な技術がとにかく素晴らしいのがこのコイン。

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グレードはPF64。

もう化け物。

イリアム4世のこのクラスのプルーフのクラウン銀貨なんてもう二度と出会えないと思ってたし、もしかしたら「あの時」の銀貨かもしれないって思うと、生きててよかったなあと思ったのでした。

 

※画像はオークションワールド(https://www.auction-world.co/)から拝借しやした☆