150BPM

ものすごいサブカルですが、あまり気付かれません。

ディワリのムンバイの話

f:id:pecotaranta:20171029022304j:plain

インドに行ってきました。10年ぶり二度目。

デリーの空港は見違えるほどキレイになってた。

インドに行きたくて行きたくて、口ぐせは「インドいきたい」だった。

お仕事絡みで行くことが決まった瞬間震えた。

まわりは「えー?インドー?」ってややネガティヴだったけど、行ったこと無い人には良さがわかんないんだろうなあ。

10年前、学生の頃に行ったけど、別に人生観なんて変わらなった。 

 

行ってから、インドの人に「インドはね、行くとこじゃないんだよ。呼ばれるとこなんだよ」って言われたのが刺さった。

まさにその通り。

ディワリっつーインドの正月休みも重なって、週の後半はインド中東勢こと貴族のような人と合流した。

f:id:pecotaranta:20171024182155j:image

Happy Diwali!

ディワリっつーのは、ヒンドゥーのお正月。

毎年10月〜11月はじめにお祝いする。(日付は毎年変わる)

めちゃくちゃ中途半端な時期だったけど、海外で謎の独自の正月を迎えるのはすごく貴重な体験だった。

HELLO NEW ME !!!!的な生まれ変わった感半端なかった。ディワリすごい。

f:id:pecotaranta:20171029201820j:image

買うてもらったパンジャブドレス着て、チョーシのってます。

町中では花火やバクチクが上がって、結構騒がしかった。向こうに住んでる駐在員はこの時期インド出るみたい。

ここのレストラン、周りはインドのミレニアル世代ばっかで、そこかしこで泡って感じも悪くなかった。

f:id:pecotaranta:20171029010825j:plain

そして、いよいよ歴史ある「タージホテルムンバイ」へと。

女の子なら、とりあえずひたすら感激するホテル。(ホテルで感激するのはまだまだ序の口だった…)

タージホテルグループっつー、TATA財閥の一族がやってるホテル。

f:id:pecotaranta:20190430134506j:image

メンバーの中にここの上級会員のやつが居て、チェックインしたらサリー着たプリヤンカーチョープラみたいな女子がお祈りしてくれて、おでこに赤いやつ付けられるサービス付き。

すっぴんですいませんね!

あと、ジュースももらえるよ。

taj.tajhotels.com

f:id:pecotaranta:20171029011637j:plain

そこかしこに、お花がふんだんに添えられてた。

さらに天国感が増すよね。

ホテルん中もめちゃくちゃいい香りで、どこの何を使ってるのか聞けばよかった…。

f:id:pecotaranta:20171029010137j:plain

お部屋からの眺め。Gateway of Indiaが見えます。霧なのかモヤなのかわからんけど、この程度。

「インド門」とは言うけど、みんなが知ってるのはデリーの方ね。

でも、こちらの方が厚みがあって良い。周りに建物無いし。

これ、英国王のジョージ5世が初めて降り立った場所なんすけど。

コインの仕事で携わる歴史上の人物だから、大興奮した。

f:id:pecotaranta:20171029010301j:plain

こちらの裏側から世界遺産「エレファンタ島」に向かうお舟に乗ります。

インド門の前までなら、無銭で入れます。

f:id:pecotaranta:20190426082340j:image

窓ないよ。吹きさらし。途中軍事施設通るからたくさん空母とか見れる。

1時間くらい乗るんだけど「あーやべーわたし今アラビア海に居るわ。ジョージ5世もヴィクトリア女王もウィリアム4世も降り立った場所にいるわー」とか脳から何かがドバドバ出てる間に島に着くよ。

f:id:pecotaranta:20190426082520j:image

デカさが全く伝わらないけど、めちゃくちゃデカいシヴァ。

いくつか洞窟的なのがあるけど、アジャンタとかエローラ行ったあとだから物足りなかった。いく順番大事。

f:id:pecotaranta:20171029005214j:plain

せっかくなので、バーで一杯。

見渡す限り、シュッとしたワンピースとか着てる人が多かったので、フロントに「カジュアルで大丈夫??フラットで大丈夫?」って聞いたりなど。

問題なしだったので、ワンピースとフラットで行きました。

足を出すことが何となくタブー視されてんだけど、こういうホテルの中はOKみたい。

ただ、室内はどこもかしこも冷房キンッキンだけど。

f:id:pecotaranta:20171029011909j:plain

インドシャンドン。

インドってビールとウイスキーしかイメージ無かったけど、スパークリングもワインも相当美味しかった。

ちなみに階段の上はwasabiっていう鉄人モリモトさんのお寿司屋さん。

 

お育ちがアレな人たちは一杯目泡モノというやつで、わたくし全然キングフィッシャー(っていうインドビール)で良かったのに…というやつ。

いやー、忘れてたわこの感覚。すげーわ。

という話をしたら「ぼくたちが居ない(いつメンが駐在に行っていた)3年は好きにしてたじゃない。夜の仕事したりして、のめり込んだらどうしようって心配してたけど」とピシャリと叱られる毎日でした。

面目無い。

f:id:pecotaranta:20171029011138j:plain

ディワリってことで、ピンク色だったエントランスのお花もマリーゴールドてんこ盛り。

皆様お忘れかもしれませんが、こちらテロがあった場所でして。

 

まさにこのラウンジのガラス窓から銃撃されたというやつです。

日本人の方お一人亡くなってます。

まあ、そんなことにも驚きながら、悠久の時を感じてたわけです。建物古いからね。泊まったのはタワーの方だったけど。

f:id:pecotaranta:20171029021619j:plain

 やったね☆ヴィクトリアステーションだよ☆

今は名前が変わってるみたいだけど。

インド映画でやたらロケに使われて、シャールクカーンが目の前で爆破シーンやったりする世界遺産

そう、世界遺産。インドには30箇所以上もある。全部周りたい。

f:id:pecotaranta:20171029021743j:plain

中もガッチリ当時そのまま。不思議。触れたりするんだもの。

しかも、まだまだ現役の駅だから、余計に不思議。

f:id:pecotaranta:20171029022039j:plain

ホームに行けたりなど。ドア開いたまま到着して、ドア開いたまま出てくの。なんじゃそれ。

止まってた電車の中を通り抜けてみようぜ!ってしたけど、タマヒュンした。玉無いけど。

これに乗ってどこに行けるんだろう、って思ってワクワクした。

f:id:pecotaranta:20171029023029j:plain

エレファンタ島は月曜日はお休みで予定が空いたから、美術館とか博物館にたくさん行ったりした。

建物古くていいよねー。入場料は500ルピーくらい。

f:id:pecotaranta:20171029022917j:plain

中は結構雑多だったけど、それはそれで良し◎

クーラーも無くて暑かったけど、雰囲気が良かった。

自作のヒンディーの神様のフィギュアとかあって自由だったけど、これがインドか……って感じ。

f:id:pecotaranta:20171029023137j:plain

街中の本屋さん。

 

正直、ムンバイってあまり良いイメージが無かったんだけど、最高の場所だった。

街歩きしたけど、街が古くてすげー良かった。歩けばすぐ史跡に当たる感じ。

わたし的には、むしろデリーよりムンバイの方が相性いいかもしれん。

 

というわけで、ムンバイからウダイプルへと移動など。

ウダイプルてどこやねん。