Aviciiが死んだ。28歳。(こういう時、「亡くなった」って言わないと怒る人居るけど、そういう感覚じゃない時ってあるよね)
好き過ぎてマジで人に言えないレベルだったんだけど、家族から「自殺だった」的なメッセージもようやく出たことだし、メモ代わりに。
20日に滞在先のオマーン(マスカット)で遺体で発見されたってニュースで知ったのは21日の夜。
息が止まった。すぐにうちのオランダ人に電話してしまった。
AmyWinehouseが亡くなった時以来の衝撃。
LinkinParkのチェスターの自殺も驚いたけど、わたしにとってLinkinParkは10代の思い出って感じだったからAvicii程では無かった感じ。
というのも、毎日聞いてるアーティストってなかなか居ないじゃない。
Aviciiを知ったのは、当時同じビルで働くサーファーからもらったRemixCDにまだTimBerg名義だった頃の「Seek Bromance」が入ってて、「なんじゃこりゃ」って感動したのが最初。
ご存じの通りTiestoが大好きで、唄モノEDM(最近はそういうらしいね?)が大好きなので、クリティカルヒット。
(のちにAviciiがTiestoにインスパイアっていうことを知って妙に納得)
そこから「Levels」が街で流れ始めて「WakeMeUp」で大流行。
最後のアルバムまで全部大好きだった。
3度の来日キャンセルを経て、満を持して2016年に来日した時ももちろん観に行った。
(あとあとドキュメント映画を見て、この頃心身ともに壊してたことを知るんだけど)
車を停めたりしてて少しスタートに遅れてしまったんだけど、スタジアム席から小さく見えるAviciiに興奮した。
実家の犬がお星さまになった次の日、せっかくの予約を無駄にするものアレだしって、2日間しか公開しないドキュメント映画も六本木で見た。
「DearBoy」と「Without You」が刺さって、ものすごい泣いた。
映画の感想としては「ああ、プレイヤーを引退して音楽をまた作り始めたんだな~」っていう楽観的なものだっただけに、今回の自殺は衝撃的だった。
新しくわんわんも飼い始めたばっかりだったみたいだし、彼女ともうまくいってたっぽいし。
まあ、突然死んでしまう友人を何人も見送ってきたからわかるけど、「死」なんてものは24/7付きまとうことなんだなって。
ちょうどAviciiが流行り始めた年からここ最近まで、結構人生に迷ったりしたことがあった。
去年の10月のインドの時、突然忙しくなった自分の人生に追いつけなくなってしまった時期だったし、何しろ「一人で海外」というのも15年ぶりくらいだったもんで色々かき乱れてたりして。
ディワリのシーズンで満席の都合で勝手にアップグレードされたANAの機内のオーディオサービスに、リリースされたばっかのAviciiのアルバムが丸ごと入ってたから、刺さる歌詞と美しい音楽を聴いて泣きながら機内食を食った。
人には誰にも言えない闇があって、別にそれは他人と共有とかしなくても良くて。
でも、Aviciiの歌詞はクサいほどよく刺さった。
完璧主義者が故に心身ともにぶっ壊れてしまったら、人はそう簡単にリカバリー出来ないっつーことですよ。
大人になるとともに「わかってくること」って色々あるじゃないですか。
同世代のAviciiはそれを惜しげもなく歌詞にする訳ですよ。
そういうところが大好きだった。
Rest In Peace Tim.
We miss u .