150BPM

ものすごいサブカルですが、あまり気付かれません。

深呼吸が難しい体質

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もう一か月以上も前のことだけど、今年は桜桃忌に気づいたのは通勤の電車の中でした。わたし終わってる。余裕が無さすぎ。

 

「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、……神様みたいな子でした」

 

ジオシティーズのサポートが終わっちゃったから、もう息遣いを確認することもできなくなった。

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 世の中にどれだけの数、自分の味方が居るのかと思うと片手くらいなんじゃないかって。

もちろんそれは身内やら家族、同じ部署以外の「外の人」を数えたらってとこなんだけども。

片手くらい居るっていうのはすごく贅沢なことかもしれないけど。

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この前同業者と飯食ったんだけど、季節の美味しいものを頂きながら、自信を貰ったと同時に不安になることがあった。

目の前で火入れしてくれた稚鮎はめちゃくちゃおいしかったし、蓼酢も最高だったけど。

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鱧のお椀だなんて。夏感じた。東京に来て、めっきり味わうことが無くなったから、ふいに出てくるとめちゃくちゃうれしーよね。

 

わたしだって不安になるときもあるし、いつも自信満々なわけじゃない。

コインのお仕事は大好きだけど、その分嫌になることがある。

 

(政治のお仕事の方がやっぱり向いてるんじゃないかって、すぐに求人してないか検索しちゃう。)

 

ただ、その中でもわたしのことを守ってくれる人というのが居るわけで。わたし結構打たれ弱いから、弱音吐きながらお酒飲んで、垂れ流すじゃん。

そんで翌朝携帯見ると、ものすごい励ましのLINEが来てたりして。

 たったそれだけのことで、また自信を取り戻したりして。

 

そんな中、ズル休みして沖縄にマイル修行してきた。

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数日モヤモヤしてた気持ちを抱えたまま、行きのフライトのランチと泡でひとまず深呼吸。

香港からの帰りみちにアップグレードしてもらった時、シャンパン頼んだら無かったから、今回はここぞとばかりに「シャンパンください」した。

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泡しながら、もう泡(とハイボール)しか飲みたくない…ってなった。

ていうか最近特にビールがそんなにたくさん飲めなくなってきた。

泡とハイボールは延々と飲めるんだけどなあ…。なんでだろうなあ。

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空港に着いたら、真っ先にゆいレールへ。那覇空港隣駅の赤嶺にユニオンていうスーパーがあるから、そこでお買い物。

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これは持ち帰りに不安が…。

泡盛とかジュースとか買いたかったなって思ったら、スーツケース持ってこれば良かったってなった。

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ザザザンッと買い物して、沖縄の空気を胸いっぱいに吸い込みながら泣きべそかいた。

なんでわたしここに住んでないんだろう、って。

列車が見えたら走ってけばいいや!って思いながら、泣きべそかいた。

空港からほど近い駅なのに、ものすごく「ローカル感」が漂っててこれはマイル修行の鉄板コースだなって。

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那覇空港駅降りたら改札手前に大好きなサンゴコーヒーあって、うれしくて即飲み。

飲みほしたら、途端にこころのざわめきが軽くなった。なんでだろう。

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老舗のお菓子屋さんで大好きなちんびん買ったら「向こうで広めてね。いってらっしゃい!」ってお餅をオマケしてくれた。

泣いた。

いつも空港で過ごす時間てあんまりなかったから、その分今回はゆっくり見て回った。

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いつもどこの店舗も長蛇の列のポータマさんも今日は空いてて、サクッと買えた。

「写真撮りましょうねえ」ってお店のお兄さんが何故か撮ってくれた。

島の人がやさしくて、その日を選んでズル休みして良かった。

 

6月の香港は湿度が80%

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御多分に洩れず、6月末の香港コインショーに出展してきやした。

いやー、ズタボロだった。もう無理。キツかった。

デモの影響はほとんど無くて、静まり返った尖沙咀でお仕事してた。(帰国日の7/1がものすごいデモだったみたい)

デモは主に香港島の方でわたしが居る尖沙咀は静かなもんだった。

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いつも泊まってたホテルをやめて、少し先のホテルに変えた。

前のとこがボロすぎる上にセキュリティガバガバだったから少々怖かったんだよね。

ここは朝ごはん付きで、ポケットWi-Fiが無料で借りられるのは優秀。

日本から借りてくるWi-FiiPhoneを2台重ねたくらいの厚みで、お出かけするとき重かったから余計にありがたい。

ロビーもすごく良いにおいがしたし、湯舟は無いけど部屋もまあまあだった。

入口が5段くらい階段があるのがスーツケース運ぶのにツラいけど……。

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今回はずっと行きたかったバードガーデンに行ってきた。

道すがら、鳥の鳴き声が聞こえて「ここは天国かな?」ってなった。

たくさん色とりどりな鳥がいて、南国ってやっぱり好きだなって思った。
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もちろん女人街にも行ってきた。

夜の帳が下りると、途端につややかになる街並み。

人も増えてきて、いよいよ夜が始まる。

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香港と言えば、アイスレモンティーの紙パックのVLTなんだけど、携帯ケースを即買い。

まさか女人街で買い物する日が来るとは思わなかった。

香港の人達にも「それどこで買ったの?女人街?マジ?」って言われるほどだった。
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街を歩いてるだけで楽しいタイプなので、ごちゃごちゃしてるところは満足。

基本的に交渉すれば価格を値引きしてくれる。

押し売りしてこないところも良き。

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なんだかみんながくれる、ジェニーベーカリーさんのクッキー。

しっかりバターでそんなに甘くなくて、おいちい。

今回初めて食べたヌガーも、ナッツとかたっぷりで美味しかった。

無添加というところもありがたい。

缶の種類はたくさんあるみたいで、コレクターもいるくらいなんだって。
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香港はほんとに暑くて、すぐに湿気でびちゃびちゃになる。

タピオカ的なものはリーズナブルだし、夜遅くまでやってるから酔っ払ってても買えるのは素晴らしい。

だいたい「烏龍ミルクティー30%sugar less ice」っすわ。

スッキリしててうまい。


www.youtube.com

夜ごはんを会社の人と食べて、なんとなく解散して夜の街を歩くのが大好き。

友達を呼び出して、お散歩するのも良い。

大事な話をしたり、どうでもいい買い物をしたり。

もう一杯、ってお酒を飲んだり、またそこで話をしたり。

そんな時にZEDDの「Clarity」がかかって、酔っぱらって大合唱したのは一生忘れられない思い出なんだろうなって。

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ブルーガールは滞在中、出来るだけ飲みたい。だいすき。香港の味。

「ビールは労働者の酒」っていう言葉を噛み締めながら飲む。

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帰りの空港でタップで飲めるとこ見つけたから、後輩と一杯ひっかけて帰国。

 

この後、香港はすごく大変なことになってるんだけど、滑り込みで行けてよかった。

平成最後のAPRIL is the cruellest month.

T. S. Eliot.

 

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Aviciiの命日を、選挙戦最終日に迎えた。

 

よく「戦闘能力が高い」って言われるけど、そりゃそーだよね。うるせーよ、しょーがねーだろって感じだよな。

コインディーラーやってたら、コイン100個売ったとして100回のハードな交渉があるわけよ。しかも中国人だけじゃなくて、ロシア人とかドイツ人とかインド人相手に。

それを(嫌々)日々こなしてる訳だから、みなさんとは経験値が違うわけですよ。じゃーお前らコスト割る金額言われたら、きちんと「ノー」って言えんの?は?ってこと。

 

もう、こんな4月は二度と嫌だ。

選挙なんて大っ嫌い。

 

今回、いつもお仕えしてるせんせー、下北沢のせんせーとまさかのサプライズ新人候補という3人の当選が必要だったから、胃が痛かった。

もし落選通知が来たら、もう政治の世界からは立ち去ろうと決めてた。マジで。なんか疲れちゃって。忙しいし。

 

今回、自分の存在意義を見失った瞬間があったから。

 

(大激戦の末、みんな当選。ありがとうございました)

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3月末からコインショー で香港に行ってた。

香港はもう25度超えで、後輩つれて蘭桂坊まで行って、ビアしてきた。最高。

酔っ払っても怒らずに隣でニコニコとわたしの相手をしてくれる後輩には感謝しかない。

 

隣の店の席に座ってる若い日本人が、スーツ着てコロナを飲んでて「(ここまで来てコロナかよ。タップのモン飲まねーのかよ。つまんねーな)」ってなりながら1Lくらいありそうなヒューガルデンを飲み干した。

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アートバーゼルやってて、ペニンシュラもかわいー感じ。

高身長ハイスペインテリは「下品だ下品だ」って言ってたけど。これが下品だって言うなら、あなたはどんな世界線を生きてるんですか、って。

美しいものしか見たくない、っていうのに、いつまで経ってもわたしの相手をしてくれてありがとうというお気持ち。

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トイレきれーなのに、いつも写真撮り忘れちゃう。

ホコリ払うブラシとか、ボディクリームとか置いてある。酔っ払いには優しい広めの設計。

派手めのものを着てないと「どーしたの?具合でも悪いの?」って心配される。

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ご褒美の泡のあと、キンッキンに冷えたヴェスパーマティーニをキめて、もう夏なんだね、って。

奥に見える大ぶりのスパイシーなナッツも巨大なオリーブも、分厚くて堅いマスタード味のチップスも、めちゃうま。

このチップス、どこのやつなんだろ。めちゃくちゃうまい。

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007すきすぎてしぬ勢のワイとしては、ペニンシュラのTHE BARでVesper Martini をキめれるなんて、コインショーのご褒美がすぎた。

しかもメニューに「shaken and not stirred 」って書いてあった。なんか、作るのめんどくさそうなマティーニ

(初めてメニュー見せてもらったけど、値段見てタマヒュンした。タマ無いけど)

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帰る日のフライト前に尖沙咀のイオンで買い物しながら、新元号の発表をニコ生で見てた。

ママから電話で「れーちゃんの時代ねー!わたし名前付けるの間違ってなかったわ!」って。

そのあとお土産何がいいか聞いたら「ステキなTシャツ!」って言われて「(ママ…わたし今からフライトだしそんな無茶な…)」ってなった。

他にも「惜しい」「政府はれーこにすべきだった」「お前が令和に変えろ」というお叱りのLINEを頂きました。なんやねん。

 

今度は6月末に香港!

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帰ってきてすぐ翌週には、郡山出張。初の郡山。初の東北新幹線

査定依頼だったんだけど、いざ行ったらすでに相見積もり済みで、金額に怯えながらの査定。

査定の結果、うちの査定額が上で、無事勝利をおさめたんだけど。

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郡山から帰るときには、雪降ってた。4月なのに。

ビールをプシュってしたらなんかめっちゃ心細くなった。わたし一体何してんだろ、って。

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ボスが郡山で買ってくれたお弁当がめちゃうまだった。もう一個食えたな。マジで。

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その週末は平成最後の統一地方選挙というやつ。

今はきちんとしたスタンスでOLやってるから、2週間おやすみをもらうわけにも行かず。

とりあえず週末だけのお手伝い。

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その合間に、いつもの大きなオークションの下見と、オークション本番。

完璧なウナライオンのセット(15枚)も見れたし、眼福。

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選対入りしたら、やはり魑魅魍魎が蠢いていて、こころがクラッシュした。

去年の秋頃から、わたしの中でモヤッッッッッとしてたことがあったんだけど、それが選挙戦が始まって、回収出来た。(というか、乱暴に回収しに行ったんだけど。)

わたし一人のフィジカルな問題だと思って、誰にも話さず自分の感情を無視して知らないフリを何ヶ月も続けてたんだけど、そういう問題じゃないことがわかって、居ても立っても居られなかった。

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縁に苦しんだ選挙だった。

(お言葉借りました)

 

もう嫌だ。こんな4月。

親と韓国に行った話

突然うちのマッマが韓国旅行を予約してくれたので、二泊三日で行ってきました。

しかも、渡航に関して注意喚起出てる真っ最中に。

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会社で親と韓国行くからおやすみしたいって旨伝えたら

「ナンタには行った方がいい」

「タワーに登るなら、ちゃんとロープウェイ使ってください。」

っつーわけで、前日の退勤直前に「ナンタ」の予約を取り、行ってきました。

結構ネガティブなことばっかだから、夢と希望を持ってこれから韓国に行く人はそっ閉じまたはブラウザバック推奨!

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空港からエアポートエクスプレスでソウルへ。

ソウル駅でこちらのチケットを改札でタッチしたら、エラーが出る。しかし、インフォメーションセンターには誰もいない。(結局ヌルっと無理やり出るハメに)

地下鉄乗るたびに、デポジットを返してもらう機械で毎回500ウォンを返してもらうのも面倒だった。

Visitorの外国人にはICカード購入はハードルが高いし、なんせ駅員さんが居ないんだから、帰国するときにどうやって返却出来るかもわかんねーし。

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とりあえず、ナンタついでに明洞の屋台も堪能。

だいたい300Wだったけど、なんかなーって。

ほとんどの屋台に金額が書いてなくて、なんか不安。ぼったくられててもわかんない。

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台湾とか香港の街の片隅の屋台に比べたら、やっぱり割高。

あと、そんなに食べ物の種類が無い。店に入って食えということか…。

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ナンタの帰りに韓国っぽいの食べた。

全然辛くなくてめちゃくちゃ美味しかった。

ここはマッコリ置いてなかったけど、コスパも普通。高くも安くもない。

浅漬けのキムチとか千枚漬け的なやつとサラダが食べ放題だったけど。

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結局部屋飲み〜。安い〜。

てか、ご飯食べるとこにはどこにでもマッコリってあるんじゃないの?幻想?

ガイドブックは嘘ばかりなの?ってなりながら、プシュっとした。

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ホテルの部屋にヒノキ風呂という謎仕様。

相鉄ホテルのソウルに泊まったんだけど、大通りから一本入ったとこで、治安も良し◎

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とりあえずソウル駅から歩けそうだったからマップを頼り向かったんだけど、googleマップがハングルで全く読めず…。

香港も台湾も日本語やら英語やらもっと出てきた気がするんだけど。。

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このあと横断しようと思ったら、渡るとこなんてどこにもなくて引き返したんだけど、そもそも大きな道路には横断歩道がなくて辛かった。

代わりに地下道があるんだけど、エレベーターもエスカレーターも無しの結構ハードな階段だったし。

小さいとはいえ、荷物があるとちょっとなあ。

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今回の目的は、世界遺産

世界遺産なんてあんの?」って会社で言われたけど、ワイもガイドブック見るまで知らなかったくらい。

ソウル駅から乗り換え一回ですぐ。

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宮廷時代の建物なんだけど、「ここから先は別料金」みたいな場所があって、テンション下がった。

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世界遺産手前で2000ウォン…。チョコシナモンハチミツ味。

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今回の旅で一番興奮したのは、ホテルのすぐ側がBANK OF KOREAで、貨幣博物館が併設されてたこと。

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よくわかんねー記念撮影ブース。

中には貴重なものもあったけども。

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日本のやつが結構きっちり展示してあって感謝。

幻の李花一圓があったけど、刻印本物じゃないの?ってなった。
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カフェ文化が根強いのはありがたかったんだけど、朝メシ文化がほぼ無くて、朝メシ難民に。

香港も台湾もアサメどこでも食えたのになあ。ホテルの場所が悪かったの??
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ソウルタワーきたよ!

ここまでが結構過酷で、マッマを歩かせてしまって申し訳なかったけど、とりあえず展望台までのチケットを買ったら「(えっ…登るの…?)」みたいな雰囲気になったよ!

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山とかあって、結構好きな景色。

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女子トイレみて。ちなみに座ったら目の前鏡で、どういった精神状態で用を足せばいいのよ…ってなった。

男性用トイレはどうってことなかったみたい。

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まあ今回の反省は、うちの親はアジアの小汚い感じとか、ダラダラ目的もなく歩いたりするのが苦手過ぎるので、そういうとこは避けた方がいいかなあ。

 

ワイの場合、朝テキトーに起きて風呂キめてアサメをむさぼりに出て、なんとなく決めておいた目的地に行ってダラダラして、夜遅くまで食って飲むっつーのが楽しいから、ライフスタイル違うのはアレだなあって。

まあでもマッマとの10年ぶりくらいの海外旅行、思い出になったということで☆

 

NUMBER GIRLが再結成で蘇るあの時代の冷たい空気

(最近もっぱら気になることは、袖振り合った戦友が、きちんと公認を貰って平成最後の統一地方選に立候補をしたこと。

頑張ってほしい。ほんとに。)

 

NUMBER GIRLが好きです☆」って言って、同調してくれる人なんて今まで会ったことない。

ナンバガ好きなんて、どこに居んだよ!!

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雪がちらつく中、親とか連れて代議士に会ったり国会議事堂ツアーしてたら「ナンバーガール再結成」っていうトゥイッタランドからのお知らせ。

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思わず飯食ってた議事堂の食堂で「やべえ。ナンバーガール再結成だって」って声出てもうたけど周りは御殿山マダムばかりなので誰も知る由もなく。

 

NUMBER GIRLが解散したのは2002年。

(その後ミッシェルガンエレファントが、スーパーカーが続いて解散して絶望するんだけど)

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実家のテレビで「NUM-AMI-DABUTZ」のPVを見たのがNUMBER GIRLを最初に認識した瞬間。

クセが強い音と、強烈な歌詞と、普通の見た目。

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そのあと観た映画の「害虫」 の中で流れたのが「TATOOあり」で、「あ。NUMBER GIRLっていうバンドなのか」ってめちゃくちゃかっこよくて、すぐにCDを買いに行った。

 

16歳か17歳かそこいらのJKのわたしは、ものすごく好きな人が居たんだけど、付き合えるわけでもなく。

その好きだった人の友達で「こころがややこしい感じ」の人(お察し)と付き合ったんだけど、とりあえず好きだった人(そろそろ登場人物がややこしい)に電話をしたら「大変なことになるよ」って言われた。

そん時は意味がわかんなかったんだけどね。

 

その時(マジで)たまたまお互い好きだったのが、NUMBER GIRL

よく、好きになった男が好きなものを好きになる的なやつあんじゃん。

わたしそれ一番嫌いね。

ビートルズオノ・ヨーコにはなりたくないっつーのが、バンドマンと付き合ってきた中のポリシー。(オノ・ヨーコさんはリスペクトしてるマジで)

例えばハードコアの人を好きなった今ではハードコアのことは詳しくなったけど、そんなに毎日聞くほどでもない。

 

せっかく付き合ったその人は、わたしを置いてあっという間にお星様になっちゃったけど。

NUMBER GIRLを聴くと思い出すから、避けてきた人生だった。

だからこそ、32歳になった今、再結成と聞いて胸の奥が苦しくなった。

www.youtube.com

その時のわたしは、NUMBER GIRLの歌詞の中に出てくる向井秀徳が歌う17歳のヤングガールがそのまんまの日常だったし、なんならその「まんま」を生きてた。

大阪の繁華街に住んでて、有名私立校に通ってたら、それくらい尖っちゃうよね。

NUMBER GIRLと彼を失った時、付き合ってた人の友達のわたしがずっと好きだった人(ややこしい)が、「のりくん(←付き合ってた人)とナンバガ見に行ったなあ」って言ってて、ほんとにズルイと思った。

(数年後に東京で会った時に、「のりくん今頃どうしてるかな」って言ったら「どうもしてないよって言われた)

 

いろんなライブで向井秀徳がソロでNUMBER GIRLを歌うところを見たけど、それはナンバーガールじゃないわけで。(感動したけど)

 

ライジングサンには行かないけど、生きてるうちに、ナンバガをこの目で確かめたい。絶対。

メンバーが1人も欠けずに今があるなんて、素晴らしーじゃない。

 

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あと、3/3(日)に久々に文月みづき名義でMCで参戦します。

鞭職人のイタオさんと、すてきならっこママのBDイベントだよッ!

 

わたし、会いたい人に会えてる方だと思うんだけど、サノ☆に会うっていう目標はいつんなったら叶うのやら。

iPodの再生回数2018のやつ。

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2018年iPodで聞いた、再生回数ベスト10はこちら。

つまんないっすね。すんません。

音楽大好きブってるけど、しょせんワイなんてこんなもんすわ。

Major Lazerが大好きという結果に。あとはSiaも好き。


Ed Sheeran - Shape of You [Official Video]

1位はEd Sheeranさんの「Shape Of You」だし。名曲。「÷」も好調。

この曲はMajor Lazerが作ってる。最高。


Shape Of You: Carnatic Mix (Feat. Aditya Rao)

ただ、インド人が最も聞いてる「Shape Of You」は、歌要素が全くない(ン~とか、空耳的に「笹かま」とか「おにささ(沖縄の食いもん)」とかばっかしの)やつ。

画面には3人出てくるけど、3人が同じ場所で交わることが無い謎動画。

でも、クセになる。要注意。


Major Lazer - Blow That Smoke (Feat. Tove Lo) (Official Music Video)

最近は新しめの曲ばっか聞いてる。

Major Lazerのいいとこは、サウンドが一環してラテンぽいとこ。

あとは歌詞の「I don’t need no memories」とか最高。

 


Major Lazer & DJ Snake - Lean On (feat. MØ) (Official Music Video)

超絶HITしたこれがリリースされたのが2015年。

ちょうどその頃「インド行きたいしぬ」って熱い思いを秘めてたんだけど、願い続けたら行けたのが2017年。

願えば叶うのよ。ほんとに。

(インド行って「ラーンオンめちゃ好きで」って話したら「リーンオンね」ってピシャリ言われたの辛すぎる)

https://www.instagram.com/p/BahOBPWgMmx/

(タージレイクパレスは最高OF最高ってこと)

 あとはまあMajor Lazerが2019年のアルバムで解散するかもっていうニュースが出てたけど、「ケニアでライブやったらもうちょい続けようと思った」みたいなこと言ってる。

 

9位のは、ワイ関西人だし、R.I.P TERRY THE AKI-06ってことで。

うちの近所にディスクユニオンあって、そこの外の看板のポスターがいつもCOCOLOBLAND®で、たまーーーにテリーさんの時があって胸キュン。

https://www.instagram.com/p/BUEChwtAxbW/

 大阪行って必ず食いたいのは、「ニューライト」のテリスペ。

アメ村をJR難波から歩いて、スッと「ニューライト」インして、テリスペで速攻ですわ。

https://www.instagram.com/p/BUD0OMugFrQ/

ストリートでスキル磨いて 8ビートにリアルのっけて人々のハートつかんで ハードにくらわすハーコー共感くれる裏庭の友に どうかこの声届きますように。

たうらさんが「想い出は金にならんからな」って言うてはる。(Instagram)

https://www.instagram.com/p/BUEHYcHgM8D/

たうらさん。(Instagram)

「カタストロフと美術のちから展 」、もう直ぐ終わるけど早く行って!

あと1週間で会期が終わる「カタストロフと美術のちから展 」は、時間に余裕があれば行って欲しい。マジで。という話。 

www.mori.art.museum

ポリティカルなことが苦手って人はブラウザバック推奨。(あと、ネタバレあり)

 

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毎年なんだかんだ観に行ってる六本木の「東京国際映画祭」の無銭のやつ、1日間違えたら「ピンポン」で、Yumegiwa Last Boyで泣いた。

(わかる人は同世代のゼロ世代だねッ☆)

 

時間もあるし、メシ食ったしっつって「藤子不二雄A展」に行ったら、思ったより展示があっさりしてまして。楽しかったですけど。

夜景がキレーだったけど。

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同じチケットでこちらが無料ということで「カタストロフと美術のちから展 」行ってきました。

金曜日とか、遅くまでやってる美術館ほんと便利。

一言で言うと最高。近年稀に見る良さでした。

このために行ったとしても、間違いない。

期待してなかった分、衝撃が凄かった。文字通り、大惨事モノばっかなんだけど。

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入って直ぐのデカめのインスタレーションから、ものすごい熱量。「(うわあ…そっち系だ…)」ってなった。

最近は写真撮影OKな展覧会も多くて、いいよね。

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これ、よく見りゃ福島第1原発の作業員の方の防護服着た肖像が黒いキャンパスに黒で描かれてる。

キャンパスは全部壁掛け時計になってて、チクタク音がすんの。それが怖くて。

他にも、ゲイバーのカーテンのインスタレーションとか。

チェルノブイリの事故のためにオープン出来なかった遊園地の跡地から拾ってきた廃材を使って、回転ブランコ作って人を乗せたりする映像が良かった。

(わたしが生まれたのは、チェルノブイリの年の7月。わたしがお腹にいたから、ママはほんとに遠いところへ逃げようかとおもったみたい。)

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同じ場所に、たまたま撮れてた911の激突映像でハドソンリバー側から定点で撮った映像が延々と流れてた。

アンディーウォーホルの「エンパイア」を泣きながら見れるわたしとしては、ずっと見てられた。

911が無かったら、ママとニューヨークにも行かなかったし、英語を話すことも無かった。

あの日の記憶はずっと忘れられない。

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わたし的にツボだったのはこちらの石鹸が塗りたくられてる通路。

石鹸っつーのは、アウシュビッツなんかを連想させるアイテムで、それを作家自身が手の伸ばせるとこまで塗りたくった、いい匂いのする通路。

この脇に映像があって、そこではアートの投資家が色んなこと言ってた。 スウーン 《メデイア》

 「スウーン」ていう作家のお家の作品。

近づくとひそひそ話みたいなのが聞こえて来るんだけど、よく見たらたくさん受話器があって、そこからは全部違う結構悲惨な話が聞こえてくる。

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「(あっ、そっちの受話器も聞いてみよう)」って片っ端から試してくと、身内からの性的虐待の話とか盛りだくさんで、「(うわあ…)」ってどんどんダウナーになりますw

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ラストでオノ・ヨーコ師の「色を加えるペインティング(難民船)」に参加できる。

青いクレヨンを持って書けるなんて、感激しかない。

とにかく、世界の平和を祈りました。

 

会場手前の外のエレベーターホールには「War is Over」のフラッグがはためいてた。

六本木付近で時間があれば是非。いや、絶対に見にいくべき。

ついでに好きな人と夜景でも見てきなよ。

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ちなみに「アジアに目覚めたら」にもお呼ばれして行ってきました。

www.momat.go.jp

テーマは「1960〜1990年代のアジアのポリティカルなアート」だったんだけど、ちょっと地域が偏りすぎなのと、展示スペースが狭すぎというか詰め込みすぎて、もったいない印象。

今までそんなこと考えた事なかったんだけど、メッセージ性の強いアートの周りに詰め込みすぎると、ノイズが入っちゃうなっておもった。

わたしそこまで神経質じゃないけども。

 

デリケートな時代の貴重な資料の現物があったのは、良かった。

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話題の展示の「参加型インスタレーション」は、ピンクのピストル。

写真撮っていいの、少しだけだった。。

ポスターになってる作品を見つけらんなかったのは残念。。

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この日は日本橋の「金子半之助」さんで天丼食べて帰った。

東京に出てきて、こういう「東京の食べ物」も好きになってきた。

 

カタストロフ(catastrophe)を最初に感じたのは生まれ育った神戸の六甲で遭った「阪神大震災」だけど、つらすぎて記憶があいまい。

8歳だったわたしは直後にPTSDになって、笑顔が消えて軽い失語症になったみたい。(30歳目前で突然ママから聞かされるまで知らなかった)

今でも地震があると、息が詰まる。

 

その後中2の秋、学校からうちに帰ってテレビをつけたらニューヨークの貿易センタービルに飛行機が突っ込んだ。

ちょうどその頃ジャーナリストになりたいと漠然と思ってたわたしは、テロから4ヶ月後にママとニューヨークに行った。

貿易センタービルで働いたことのあるママは、わたしの手を強く握ったまま泣いてた。

 

また、ニューヨーク行きたい。