実はコインショーに出展してました。
うちの会社としては初出展だし、隣は外国コインの大手だし、それはそれはもう緊張した。
ワイが部署に入ったということもあって、コイン業界に改めて新規参入っつー感じで。
粗利目標も決まってたので、それはもう久々にガチガチなディーラー仕事しました。
ふええ。
以前お世話になった収集家のみなさまのお顔を数年ぶりに拝見出来て、本当に良かったです。
みなさまお元気そーで、なにより。
って言ったら、巨大ブーメランが何度も飛んで来ました。
ですよね〜。
入口すぐという最高の場所にて、各国ディーラーにも再会出来たし、
「全て聞いてますよ。転職したの大手で良かったですね!」って中国人ディーラーに言って貰えたし。
(まぁそりゃあ噂になりますよね)
カスメガネ氏↑とうちの神上司と数年ぶりにコインショーで並ぶと、懐かしい気持ちになりやした。
おもむろに英国の金貨の本を出し、説明しだす安定のヲタっぷり。
最高かよ
ちらり写ってるけど、ガラスケースの一番下にはスラブをザザザンッと並べました。
尊敬する同業者先輩に「ゴージャスだねえええええ」って言って貰ったので、心の中でガッツポーズした。
そして、二日目にはわたくしが所属させて頂いている「日本近代銀貨研究会」にも数年ぶりに顔を出しまして、収集家のみなさまにこってり絞られました。
大型銀貨大好きなので、収集家の気合いの入ったコレクションを見れる最高の機会でございました。
ああ…なんと美しい…
やっぱりギラッギラしたプルーフまたはプルーフライクの大型銀貨はええのう。
役得というかなんというか、収集家に「見せて☆」って言うと大抵貴重なコレクションを見せてくれる。
収集家にね、育てられたわけですよ。わたし。
感謝してますマジで。
この堂々とした円銀コレクションたるや!!
この収集家はスラブも割る、スラブ嫌いなんだけど「相変わらずスラブは集めてないんすかっ」て聞いたら、
「れーこさんに譲って貰ったひさやんの円銀は残してあるよ。遺志は継がないといけないからね」つって。
泣いた。
ああ、そうだったって。すんませんでしたって。
ひさやんがおったから、たくさんの収集家がおったから、わたしはコインの勉強が出来たんだし、今の自分が居るんだしって。
何かとても大事なものを取り戻した二日間でございました。
ほんとは今回コインショーに出るのは本当に怖かった。
でも、今の会社に転職して一年、神上司がコインショーに出るって決断したからにはそれなりの責任感じてたわけで。
ビビりながら立ったブースで、たくさん「おかえり」って言うて貰えて、恥ずかしながら帰ってきましたって。
もう何もかもが嫌になってフェードアウトしそうになったけど、何とか戻って来ました。
わたしがんばる。