(ネタバレ有りだから、ヤな人はブラウザバックね!)
コロナ禍になってから、Netflixに登録した。
会社を辞めてから更に時間が出来たから、お料理とかお掃除とかしながらダラダラ流したりしてる。
という訳で、最近みたもんをメモしとくね。
偏ったワイの脳内と趣味が少しわかるかも。(アマプラでみたモンは、また今度ね)
今回はドキュメント。
特にわたしみたいなゼロ世代はBURST(この話もまた今度ね)系サブカルのど真ん中だから、余計に偏っちゃうよね。
YouTubeの動画は英語が多いけど、ごめんね。
「ナイト・ストーカー: シリアルキラー捜査録」
何が怖いって、シリアルキラーなのに殺してる人達に脈絡が無いところ。
ドラマもやってるし、元の事件のことを知りたいなって思って見た。
刑事さんたちの想いとか、その時のアメリカの狂気とかわかってすごくよかった。
アメリカとかってこういうシリアルキラーにすぐ名前つけたがるよね。
「サムの息子たち: 狂気、その先の闇へ」
たまたまだけど、「ナイト・ストーカー」を見てからの方が良いと思う。
アメリカの刑事ドラマなんかを見てると「サムの息子法」って結構聞くけど、そのもとになった事件。
サムの息子法(サムのむすこほう、Son of Sam law)は、犯罪者が自らの事件の暴露で得た収入は被害者救済に充てなければならないとする法律。
ちなみに、ニューヨークには死刑が無いので今でも服役してるって。怖。
「事件現場から: セシルホテル失踪事件」
「セシルホテル失踪事件」って言うとピンと来なかったけど、エリサ・ラムの失踪事件っていうと「アレか!」って思い出した。
ワイがニューヨークに行ったり来たりしてた頃はすでに都市伝説になってて、女の子はバックパックで一人で安宿に泊まっちゃいけない教訓になった。
このエレベーターの動画とかもめっちゃ怖い動画として認識してたけど、ロジカルな解説を見ると何も怖くない。
しかもラストは悲劇的。それも良い。
未解決なものを未解決として置いておくのも良いけど、こうやって新しいメディアの出現によって新事実が出てくるのも時代の進化を感じる。
「ワイルド・ワイルド・カントリー」
アメリカではある程度の世代の人達に「バグワンて知っとる?」って聞いたら「あーね」ってなるっぽい。
インドのプネー発の教祖様。
アメリカに楽園を作るべく移住して、
今でもバグワンの思想は受け継がれていて、ヨガセンターみたいなのもたくさんある。
調べたら日本にもあった。
しかも最後の方には「Osho(和尚)」って呼ばれてて、マジかよってなる。
またヨガを習いたいなあ。
人の思想って、いろいろだなあ。
「世界の“現実”旅行 (Dark Tourist)」
これはニュージーランドのジャーナリストDavid Farrierが世界各地のダークツーリズムを周る話。
日本が舞台の話もあって、「富士の樹海」とか「福島の原発ツアー」が紹介されるのは多少なりとも複雑だったりする。
「樹海」っていうのが英語でも「Jyukai」って言ってて、「Oh...」ってなった。
他にもコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの足跡をたどるツアーや、アフリカのヴードゥーのお話とかとても良き。
ただ、「こいつマジでプロなのか?」っていう質問をしたりするから多少イライラするけど、それもまあ「リアル」ってことなのかなあ。って。
しかも、めちゃくちゃに怖い現場とか「ヤだ」とか言ってリタイアする。
そこにもイライラするけど、今の時代こんなもんなんだろうなあって。
あと、吹き替えが「え?」ってなるくらい素人感があるんだけど、あれナニ?
「ダークツーリズム」という言葉を最初に聞いたのは、首里城が燃えた時。
沖縄に移住した銀座時代のダンサーの先輩から聞いた。
焼け落ちた首里城を見に行くことについて少し後ろめたい気持ちがあったんだけど、「それも悪くない」って言ってて、この人は開かれた考えを持ってて安心するなって思った。
もちろんその後、すぐに首里城の焼け跡を見に行った。
写真は2019年の年末。焼け落ちた2か月後。雨が降ってたのが、余計に哀しかった。
年末にも関わらず「内閣府」っていうブルゾンを着た人が現調に来てて、心の中で「お疲れ様です」って言った。
これは2020年の7月。
この頃は少しずつお片付けやら整備が進んでいて、ある程度中まで入れるようになってた。
たまたま沖縄に用事があって帰ってきた翌日の朝、友達からの連絡で目が覚めてテレビをつけたら首里城が燃えてた。
「首里城が燃えてる」
こんなことが起きるなんて思わなかった。県民の心の拠り所が失われたと思った。
正殿手前右側にあった「鎖の間(さすのま)」では軽いお茶が出来るようになってて、琉球王朝の伝統的なお菓子と香りの良いさんぴん茶を頂く時間が至高だった。
そんな場所は失われてしまったけど、思い出は残ったから忘れないようにしなきゃね。