ここ2~3年「香港出張の行き帰りの飛行機の中で見た」わたしを奮い立たせてくれた大好きな映画貼っておくね☆
わたしはネタバレ大丈夫なタイプなんだけど、ダメな人はそっ閉じしようね!
自称映画好きが嫌うようなハリウッド大作も入ってるけど気にしないでね!
世の中的には「そんなでもない評価」だったり、「映画好きな人が酷評してる」ものもあるから、「映画に詳しい人」とか「映画を語りたいオタク」とかはブラウザバック推奨だよ!
「バードマン(2014年)」
舞台は大好きなニューヨーク。
見たいと思ったきっかけはナールズバークレーのCrazyが予告編に使われてたから。
この曲はわたしが家族でニューヨークに行った時にMTVで朝から晩までずっと流れてたスマッシュヒットで、大人になった今でも刺さった。
泊まったホテルは親とは別々の部屋で、隣の部屋がドアを少し開けてずっとパーティをしていて、声をかけられて草を吸った。
学生の頃、生活に「舞台」があったから、こういう一幕一場の舞台を映画化したような作品が大好き。
ラストも最高。(泣いた)
そのラストが難解だとか言われてるけど、こんなの解釈なんて必要無くて、ただ感じろってことだと思うんだけどなあ。
わたし的にはハッピーエンドだった。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」が流れる映画は良い映画だよな〜。
「バリー・シール/アメリカをはめた男(2017年)」
トム・クルーズが飛行機に!!乗る!!と思ってみたけど、全然”あの感じ”が無い映画w
パブロエスコバル役の人とか似てる。
実際にあったパイロットのコカインの密輸の話なんだけど、パイロットの“そういう話”は聞いたことがあるよね〜。
最後に嫁が高級ジュエリー着けてバイトしてるとことかマジ最高。わかるわ〜。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)」
わたしね…レオ様の顔が大好きなの…。ブラピより好き…。
でも、長い。長いから、環境映像のように見ること推奨。
真剣に見ちゃだめ。
飛行機の中で出された機内食をツマみながら、出されたお酒飲んで、たまに寝落ちしながら見るのがちょうど良い。
ラストが急にカルトな感じになるけど、この長いお話しも最後大暴れするための伏線だったのかと思えばなんてことはない。
ただ、「え…?突然のチャールズマンソン…?」って機上でモヤって帰国した後に、この映画を酷評してる友達にTwitterで聞いたら「そうだよ〜!」って優しく教えてくれた…。
Twitterはやさしいせかい…。
「レッドスパロー(2018年)」
ジェレミーアイアンズが「ロリータ(1997年版)」の頃から性癖に刺さるんだけど、軍服着てるジェレミーアイアンズなんて、それだけでもう良いよね。
ロシアの金髪女スパイの話なんだけど、性的な意味での「女」をバリバリ使って相手を探るとこはちょっと同情する。
女は受け身なんだよ。
骨の折れる音とかダメなタイプだから、最初からちょっと「オェッ」てなったけど。
「クレイジー・リッチ!(2018年)」
わたしたち世代って「驚くほどの大金持ちの子供」が居たりするんだけど、その描写を余すところなく過剰にしたのがこの映画。
結婚式のシーンには号泣した。何度も巻き戻して飛行機で泣いた。
ニューヨークへの移民の中国人の女の子と、シンガポールの不動産で財を築いたファミリーの息子のラブストーリー。
彼のいとこの結婚式っつーことでシンガポールに一緒に帰るんだけど、飛行機がいきなりファーストクラスだったり、バチェラーパーティが南の島貸し切りだったり、ぶっ飛んだ金持ち度合が最高。
最後は予定調和なハッピーエンドなんだけど、それもまた清々しい。
ちなみに、コインショーで朝会場入りするワイは「いとこのアストリッドが高級宝飾店に入るときのアレ」のまんま。
「レディ・バード(2017)」
親との関係やらめちゃくちゃ痛い映画。
パパがやさしいところが泣ける。
「特別なセックスなんて幻想だ」って言われるところがつらいよね。
あのね、わたししってる。全然わかってた。みたいな。
そう思いつつも「(クソガキが!!何を生意気に語ってんだよ!!)」って思いながら泣く感じ。
あと、だいたいニューヨークっていうモチーフが出てくるものは弱いよね。
すまんね。でも、ニューヨークはそんなに出てこないけど。
Rotten Tomatoesでめちゃくちゃ評価が良かったから見ただけだったんだけど、大正解だった。
青春てこんなもんだよね。すき。
「バイス(2018年)」
チェイニー副大統領のお話し。
でも、シリアスなドキュメントじゃなくって「ブラックコメディ」というところが最高に評価できる。
アカデミー賞の「アカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞」を獲っただけあって、髪型がマジで「あっすごい。当時の映画見てるのかな?」って思うほどオールドスクールだった。
最後も人が死んだりするバッドな展開じゃなくって、アメリカの映画!って感じの終わり方だから安心して見れる。
緊張感のある政治的な映画じゃないから、肩がこらなくて良き◎
「グランド・ブダペスト・ホテル(2014年)」
結構ドタバタな映画なんだけど、まき散らしてある伏線をきちんと回収して昇華してくれる映画。
ジュードロウの顔がいい。
ヘタクソな脚本の映画だと「あれ??さっきのやつどうなったっけ??」ってなるから嫌いだけど、この映画はきちんと点と線を繋げてくれる良き映画。
見たくて見たくて仕方がなかったんだけど、ようやく飛行機の中に落ちてきてくれたから2回くらい見た。
「シェイプ・オブ・ウォーター(2017年)」
「アマゾンの化け物をどうこうしたりするアカデミー賞獲ったSF映画」とかめちゃくちゃ嫌いなんだけど、いよいよ飛行機の中でも見るものが無くなってきたから見たら、超絶泣けた映画だった。
お隣さんとか同僚のサポートが感動的な、大人のおとぎ話。
ラストが泣けて仕方ない。
「ノクターナル・アニマルズ(2016年)」
大好きなデザイナーのトムフォードが監督を務めてるのに、トムフォードの服は一切出てこないっていう変態映画。
若いころ「後味の悪い映画」が大好きだったんだけど、もう大人になっちゃったから全然耐性が無くて困った。
ある日元夫から小説が送られてきて、それを夜な夜な読むんだけど、小説の内容が暴力的な上にプライベートの状況も酷いモンで救いようがない。
スリリングな映画なんだけど、誰も幸せにならない不穏な映画。
ラストは同じ女として「マジかー」って落ち込む。
男の人にはわからないだろうなあ。
人に勧めて良いかどうかわからないけど、「うっ…わあ…」ってなりたかったら見て欲しい。
「シークレット・スーパースター(2017)」
インド映画。大好きなアーミルカーンが出てる。それだけ。
長いから早送りしながら流し見推奨。
香港のコンビニでプロモーション見つけたけど、日本までは来なかったなあ…。
めちゃくちゃプレイボーイの役のアーミルカーンが受付嬢に「(後で電話してね)」っていうジェスチャーをするんだけど、何回も何回も見てキューーーーーン♡てした。
最高。ワイも「(後で電話してね)」ってやってほしい。しぬ。
この映画のプロモで来日するって言うから応募→当選したのに、「次の映画に専念したいから」って言う理由でドタキャンされたの、一生忘れないんだからね!
アーミルカーンは他にも「PK」とか「きっとうまくいく」「ダンガル」が日本では有名◎
映画を紹介してったのに、最後はアーミルカーンかっこいい!で締めちゃった。
普段高尚なことを言ってる雰囲気出してるワイだけど、見たり聞いたりしてるモンなんてこんな程度なんだからね!!
飛行機の中で映画を見る行為が気に入ってる5つの理由は、
- 映画見るくらいしかやることがないっていう限定されたある種の拘束感
- 閉鎖的な空間と非日常が重なって、いつもよりも違った感覚で見られる
- 早送り出来る
- トイレ行く時に好きなタイミングで一時停止出来る
- 食べ物だってお酒だっておつまみだって、言えば出てくる
着席から離陸までだいたい30分くらいあるから、貧乏性なワイは席に着いたらソッコーイヤホンぶっ刺して、座席の前に置いてある機内誌をチェックして見るもの探して再生ボタン押すよね~。
は~。次はいつ海外に行けるんだか。