8月の終わりに、退職願を出した。
原因は2つ。
- 慢性的なスタッフ不足によるオーバーフロー
- 上司の人間性が無理
スタッフ不足については、1年待ったけどわたしの下に付く人が決まらなかった。
ワンオペにも限界がキた。
10人以上採用面接してきたけど、土日の出勤があることを理由に辞退されまくった結果が、これ。(じゃぁ応募してくんなよ。採用ページ見たのかよって机叩く日々)
もともと、前任者が辞めて1年補充が無かったら辞めるって約束してた。口約束だけど。
上司に助けを求めたけど、なにひとつ変わらなかった。
多分、毎日タスクをこなしてるわたしに甘え切ってたんだと思う。
それに加えて上司の人間性に耐えられなくなった。
子供っぽいね☆とかいうレベルじゃない。こども。
まあ45歳にもなって友達付き合いも(女付き合いも)ほとんどなく、見本にする大人もいない中育ってしまったんだから仕方ないのかもしれないけど。
しかも、「体調悪いんす…」って言ったら、聞き入れてくれずに自分の話をし始めた。
オワッタ\(^-^)/
この自分の話をする、ということは自己顕示欲と承認欲求ってことはわかってるんだけど、関西人のわたしにとってオチのないクソつまらん話を聞かされるのは地獄やで。
誰が今度お前が買う「カロリーオフに炊き上げられる炊飯器」の話やら、コストコに行った話やら聞かなアカンねん…。
部門長から叱ってくれるみたいだけど、どうなることやら。
コロナで会社全体の業績が下がってるのはわかるけど「じゃぁワイのアンティークコインの部門も無くしたほうがいいっすか?」ってなんとなく聞いたら「そうだね」って言われた。
てことは「(専門職で入ってるワイはクビですかね?わかりました)」というOKIMOCHI。
ショックだった。なんとなく聞いたわたしも悪いのかもしれないけど。
のちのち「これはあくまでも冗談で、自分の言葉が足りなかった」ということを言われたけど、疲れ切ってるわたしはそのままの言葉を受け取って落ち込んだ。
SHARPさんのTwitterを見て、ああやっぱり。という気持ちになった。
退職届を出した翌日、わたし抜きで上司部門長社長で話し合った結果、欠員補充のためにスタッフを借りれることになった。
ただ、「わたし抜きで話し合った」ということに納得がいかなかったので、部門長に面談をお願いした。
「(ワイの)上司の言動なんかが子供なのはわかってるし、育ててない我々も悪い」ってことだった。
わたしの不満を伝えた結果「そういうのは早く言って…。退職願は!!受理しない!!1ヶ月…いや、2ヶ月様子を見て…」ってことでフィニッシュ。
うーん、この。
そしたら、あと3人くらい退職の意思を伝えてるって言われた。
その中の一人にコンビニで会った時「元気?」って聞いたら目がギンギンで「おれ今怖いもんないから!」って言っててやべぇって思ったもんね。
慢性的な体調の悪さというのも久々に経験した。時期的に怖かった。
はじめは軽い偏頭痛が続いた。そして右上の歯の痛みへ。
市販の痛み止めを飲んでたんどだけど、いよいよ効かなくなってきたから歯医者に行くことにした。
微熱が出たので棚卸しだけ済ませて早退する日、こちとら熱っぽくてヒィヒィ言ってんのに、帰りに上司に納品を行くように頼まれたのでびっくりした。
3年ぶりの歯医者に行ってレントゲンまで撮ったんだけど、原因は歯ではないとのこと。
むしろ治療したところもキレイだから、歯石取ってもらって終了。
完全に虫歯だと思ったし、歯を2本くらい無くす所存で行ったのに拍子抜けした。
その足でいつもの病院に行ったら、熱もあるし、症状が怪しいから外での診察。
血液検査の結果、コロナではないけどストレスが原因だろうって言われて心が折れた。
「やっぴー!コロナじゃないんですね!」って喜んでたら「コロナじゃないけど、病気だからね!ビョーキ!」って医者に言われた。
確かにね。そうよね。なんかよくわかんなくなってたわ。
わたしも人間だったんだなあ、と思うと完璧主義のわたしはその弱さが憎かった。
少しウィルス反応があるから、抗生物質と痛み止めとビタミンを処方されて帰された。
それからすぐに熱も下がって歯の痛みも無くなった。
7月の土日はほぼすべて催事とオークションで埋まってたし、曜日感覚が失われた上に次から次へと溜まっていくタスクをこなすことで精いっぱいだった。
とりあえず上司と部門長には「いつまでもわたしが笑顔でいるとは思わないでください」って伝えた。
そしたら隣で同席をお願いしてた先輩女子が「この子は白鳥なんです!!!水の中で足をバタつかせても、顔はクールにしてるんです!!!」って言ってくれて、なんだよそれ…スワンて…そんなこと思ってたのかよ…って感謝の気持ちでいっぱいになった。
スワンれーこって呼んでね。
とりあえず会社を辞めて、少し休んだ後にまた別の場所で違うお仕事でもしようかな、と思いながら銀座でピンクのお酒を飲んでた。
南の島からのお誘いに乗ろうかな、って思ってる。
なんか、お仕事あったら声かけてみてください。持ち前の尻軽さでどこでも行きまっせ。
全部、コロナのせい。
(この後急展開が)