150BPM

ものすごいサブカルですが、あまり気付かれません。

Autumn in

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最近のこと。

毎年恒例の天王洲の秋のおまつりは出店とかもなく、FC東京の方が来てくださって子供たちにコーチをしてくださった。

花火も中止で、楽しみにしてくださっていたみなさまには申し訳ない。

ミニマムだけど実りのある催しだった。

いつもの「突然当日わけわからない時場を言われる」やつで、指定の時間に天王洲のグランドに行ったらわたしの先生はYouTubeの配信に出てた…。

雑にもほどがある…。

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ようやく後輩というか部下が入った。(1年ぶり2度目)

たまにランチに付き合ってくれて外に連れ出してくれる、いいやつ。

退職届を出した翌週、たまたま自社サイトから応募してきてくれたので即面接からの即採用通知を出した。

(今まで応募してきてくださったみなさまありがとうございました)

1年間見つからなかったのに、辞めるって言った途端こうだもの。

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採用を決めた主な理由は、背が高くて見た目がきれいな30前の男の子ということ。(マジ)

あと、甘い匂いがする。

最低限のスペックだと思ってることをなかなか採用情報に書けないのが今の世の中だから、色々と難しかった。

ヒールを履いたわたしよりも背が高いし、美しいオーダーのスーツは客先にいつ何時連れて行っても全然大丈夫。

人の目を見て丁寧にお話できるし、文化芸術に関しては前職で扱ってただけあって、どんなお客様に会わせてもお話ができてる。

なおかつ、コインの専門知識もあるなんて、奇跡。(彼の専門はうちの部署で扱わない領域だから申し訳ないけど)

 

人生何があるかわかんない。

 

しかも、毎日まいにちわたしのことを守ってくれてお世話をしてくれるありがたい存在。

おかげで早く帰れてるし、タスクも楽になったし、ランチもちゃんと出来てる。

(わたしがデスクにランチを広げるまで本人はランチに出ないという徹底ぶり。)

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秋の芸術鑑賞はヨシダナギさんの展示からスタート。

去年のラグビー以来の久々の横浜たのしかったです。

たれ目のおじさんは、元気が無くてすっぴんのわたしにもいつも通りに優しい言葉をかけて慰めてくれた。

関西人だから、デパ地下で帰りに御座候買って帰った。f:id:pecotaranta:20201103122612j:image

隣の部署のスラブ勢と、ずっと約束してたモルドバ料理を食べに行った。

ビーツのサラダがピンクでかわいくておいしかった。

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ブリヌイもきれいに巻かれてた。

新しく入った子も連れてったんだけど、前日にお仕事のことでブチ切れたから、もう来ないかと思った。

すごく簡単な1日のルーティンを毎日忘れるし、人の話を聞いてない感があったから叱った。

緻密なことに慣れて欲しかったから。

でも、叱り飛ばしたら効果があったみたいで、人が変わったかのように業務にあたってくれるようになった。

ミスもほとんど無くなった。人って変われるんだって思った。

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ペリメニもおいしかった。上にかかってるバターソースが背徳の味よね。

わたし、ストロングスタイルのガタイの良い男らしい大人が好きだから、新しく入った子みたいにめちゃくちゃ細くてフェミってる年下の男子の扱い方がわかんなくていまだに困ってる。

苦手って思うと余計に距離を取ってしまうから、やめた方がいいのはわかってるんだけど。

こころのリハビリだと思って毎日ゆるやかに過ごしてる。

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後輩連れて、オークションもこなした。

去年下見で見て感激した金貨が、あっさりと再出品されてて収集と運用の諸行無常を感じた。

こんなに美しい状態の良い大型金貨なんてなかなか見ないし、キリストの刻印も本当に美しい。

余計なノイズなんて気にせずに、美しいものだけを見ていたい。

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最近は先輩とか同期に慰められる日々なんだけど「働きすぎた5年間の足跡を確かめつつ、ダラダラ働けば?」って言ってくれた。

わたしの居場所もあるし、部下も良さげだし、コロナだから少々サボってもわかんないよ、って。

EC部隊とのんだ時に「もう今の部署が無理だったらうちの部署に引き取る」って言ってくれたから、すごく心強かった。

会社が嫌で辞めるって言ってるわけじゃないから、それでもいいかなって思ってこころが前向きになった。

辞めるとか言わないで、後輩に甘えながらダラダラしてようって思えた。

一生懸命に働いて成果を出すことしか知らなかったから、サボることが苦手なんだよな。

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今年もディワリが来た。Happy Diwali 🪔

この日はなんとしても気に入ってるインドカレー屋でランチしよ、って前から決めてたから後輩も誘った。

ディワリはヒンドゥーの新年を迎えるお祭りだから、毎年気持ちが新しくなる感じがする。

「退職届を延長して出した」って後輩に言ったら「辞めないでください。ぼくはどうしたらいいんですか」って悲しませてしまった。

人ひとりの人生に関わってしまってたことを忘れてた。

後輩いわく、わたしが働きすぎてしまうクセがあるのは、入社してすぐに感じてたらしい。

面目ない。

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週明け、もともと本社で一緒だった先輩女子に誘われてのんできた。

そこでも「辞めるの?」って話になって、ボスにしっかり引き留められたから、思い止まったって伝えた。

それでも、ツラかったら話して欲しいし、サボることも大事だよって叱られた。

わたし自身の危うさみたいなものはいつまで経っても自分では全然気付けなくて、いよいよ危うくなってからようやく気付くタイプだから、その時には瀕死になってることが多い。

ボスからは「会社の中の立場としては残って欲しいけど、友人としてはそんなに精神を削ぐなら今すぐ辞めたほうがいい。自分自身を嫌いになるのは見てらんない」って言われて、びっくりした。

いつもは静観してるけど、わたしのこと見ててくれたんだな〜って。

夏の終わりから体調を崩して、人生を考え直しながら精神を削がれながら働いてたけど、気に入った後輩が出来たことを考えれば結果オーライってことで。