(記録シリーズ)
めちゃくちゃ暑い夏の日、タレ目のおじさんに東洋文庫に連れてってもらった。
周りにはたくさんお寺があった。
そういう場所ってすき。
古書が大好物だから、興奮した。
ロシア〜インド〜チベットに関する書籍がたくさんあって、うっかり手を伸ばしそうになった。
どんなに憧れても失われたものは戻ってこないし。
どうやったら書棚から本を取り出して読むことが出来るんだろうって思ってたら、コロナの影響でそういうサービスはおやすみだった。
コロナめ〜。
今の本に比べると、昔の本はしっかりとした作りだよなあ。
インクの質も、昔の方がいいに決まってる。
紙幣もそうだけど、昔の方が紙もインクも格段に良い。
本は消費するものになっちゃだめなのに。
薄暗いお部屋の中で、挿絵の鮮やかさがすばらしい。
小さい文字をなんとかして見ようと思ったけど、全然読めない!
その隣には解体新書のオリジナルも置いてあった。
なんと贅沢な!
レプリカだと思ってたから一度スルーしちゃったんだけど、戻ってお代わりしたらオリジナルだった。
手に取って…みたい…においをかぎたい…自前の白手持ってくからさ…。
その隣にはターヘルアナトミアのオリジナルも置いてあって、展示物はくまなく見ないとだめだなあって思った。
気をつけよ。
たれ目のおじさんは、どんなに時間をかけて見て回っても絶対に嫌な顔をしない。
やっぱり戻って見直したいものがあっても、怒らない。
そもそも美術館には、そういうバイブスが合った人としか行かないから、結構断っちゃう。
別に見終わった後に「あれが良かった」とか話したいタイプじゃないし、芸術は受け手それぞれの感想が違うものだからなー、ってとこ。
ランチは中庭のレストラン。
換気のために窓が開けられてたんだけど、外の空気が入ってきて良い感じだった。
コロナの対策も、悪くない。
10食限定のマリーアントワネットをモチーフにしたお食事。
このスープの器、久々に見た。
マリーアントワネットこ書籍のデザインのお重は、なにを頂いても美味しかった。
カラフルなあられがついてるやつ、めちゃくちゃおいしかった。
わたし、白いご飯が苦手なんだけど、こういう混ぜご飯とか雑穀とかだいすき。
夏の最後に、アイスモンスターにお別れしてきた。
原宿に店舗があった頃は、一生並んでる感じだったから一度も入ったことない。
ふらり入った時は「お一人様一品頼んでね」みたいなシステムだったからそっとお店を出た。
そんなに食えねーよ。
あと、単価高すぎたよね。
日本撤退やむなしというところ。
台湾で暑いあついって言いながら、雪花冰食べたいなあ。