T. S. Eliot.
Aviciiの命日を、選挙戦最終日に迎えた。
よく「戦闘能力が高い」って言われるけど、そりゃそーだよね。うるせーよ、しょーがねーだろって感じだよな。
コインディーラーやってたら、コイン100個売ったとして100回のハードな交渉があるわけよ。しかも中国人だけじゃなくて、ロシア人とかドイツ人とかインド人相手に。
それを(嫌々)日々こなしてる訳だから、みなさんとは経験値が違うわけですよ。じゃーお前らコスト割る金額言われたら、きちんと「ノー」って言えんの?は?ってこと。
もう、こんな4月は二度と嫌だ。
選挙なんて大っ嫌い。
今回、いつもお仕えしてるせんせー、下北沢のせんせーとまさかのサプライズ新人候補という3人の当選が必要だったから、胃が痛かった。
もし落選通知が来たら、もう政治の世界からは立ち去ろうと決めてた。マジで。なんか疲れちゃって。忙しいし。
今回、自分の存在意義を見失った瞬間があったから。
(大激戦の末、みんな当選。ありがとうございました)
3月末からコインショー で香港に行ってた。
香港はもう25度超えで、後輩つれて蘭桂坊まで行って、ビアしてきた。最高。
酔っ払っても怒らずに隣でニコニコとわたしの相手をしてくれる後輩には感謝しかない。
隣の店の席に座ってる若い日本人が、スーツ着てコロナを飲んでて「(ここまで来てコロナかよ。タップのモン飲まねーのかよ。つまんねーな)」ってなりながら1Lくらいありそうなヒューガルデンを飲み干した。
高身長ハイスペインテリは「下品だ下品だ」って言ってたけど。これが下品だって言うなら、あなたはどんな世界線を生きてるんですか、って。
美しいものしか見たくない、っていうのに、いつまで経ってもわたしの相手をしてくれてありがとうというお気持ち。
トイレきれーなのに、いつも写真撮り忘れちゃう。
ホコリ払うブラシとか、ボディクリームとか置いてある。酔っ払いには優しい広めの設計。
派手めのものを着てないと「どーしたの?具合でも悪いの?」って心配される。
ご褒美の泡のあと、キンッキンに冷えたヴェスパーマティーニをキめて、もう夏なんだね、って。
奥に見える大ぶりのスパイシーなナッツも巨大なオリーブも、分厚くて堅いマスタード味のチップスも、めちゃうま。
このチップス、どこのやつなんだろ。めちゃくちゃうまい。
007すきすぎてしぬ勢のワイとしては、ペニンシュラのTHE BARでVesper Martini をキめれるなんて、コインショーのご褒美がすぎた。
しかもメニューに「shaken and not stirred 」って書いてあった。なんか、作るのめんどくさそうなマティーニ。
(初めてメニュー見せてもらったけど、値段見てタマヒュンした。タマ無いけど)
帰る日のフライト前に尖沙咀のイオンで買い物しながら、新元号の発表をニコ生で見てた。
ママから電話で「れーちゃんの時代ねー!わたし名前付けるの間違ってなかったわ!」って。
そのあとお土産何がいいか聞いたら「ステキなTシャツ!」って言われて「(ママ…わたし今からフライトだしそんな無茶な…)」ってなった。
他にも「惜しい」「政府はれーこにすべきだった」「お前が令和に変えろ」というお叱りのLINEを頂きました。なんやねん。
今度は6月末に香港!
帰ってきてすぐ翌週には、郡山出張。初の郡山。初の東北新幹線。
査定依頼だったんだけど、いざ行ったらすでに相見積もり済みで、金額に怯えながらの査定。
査定の結果、うちの査定額が上で、無事勝利をおさめたんだけど。
郡山から帰るときには、雪降ってた。4月なのに。
ビールをプシュってしたらなんかめっちゃ心細くなった。わたし一体何してんだろ、って。
ボスが郡山で買ってくれたお弁当がめちゃうまだった。もう一個食えたな。マジで。
その週末は平成最後の統一地方選挙というやつ。
今はきちんとしたスタンスでOLやってるから、2週間おやすみをもらうわけにも行かず。
とりあえず週末だけのお手伝い。
その合間に、いつもの大きなオークションの下見と、オークション本番。
完璧なウナライオンのセット(15枚)も見れたし、眼福。
選対入りしたら、やはり魑魅魍魎が蠢いていて、こころがクラッシュした。
去年の秋頃から、わたしの中でモヤッッッッッとしてたことがあったんだけど、それが選挙戦が始まって、回収出来た。(というか、乱暴に回収しに行ったんだけど。)
わたし一人のフィジカルな問題だと思って、誰にも話さず自分の感情を無視して知らないフリを何ヶ月も続けてたんだけど、そういう問題じゃないことがわかって、居ても立っても居られなかった。
縁に苦しんだ選挙だった。
(お言葉借りました)
もう嫌だ。こんな4月。