150BPM

ものすごいサブカルですが、あまり気付かれません。

「マル秘展」と御朱印と

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(少し前の話)

タレ目のおじさんと、朝イチ乃木坂。

青山方面から来て六本木の交差点を越えないと、まだ六本木じゃないと思ってる。

「れーちゃんの話を聞かなくちゃいけないねえ」ってTwitter見て言ってくれたから、退職届を出した話をした。

予約をするのを忘れてて、12時なら予約できるってことで、時間を潰すことにした。

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いつも言えなかった、「御朱印をもらいに行きたい」ってことを伝えて付き合ってもらった。

「なんだ。そういうのは早く言いなよ」って言われたけど、自分のことに付き合わさるのが悪いなって思って言えなかったの。

最近、わたしが大事なことはなかなか話さないタイプだってことが周りの人にバレてきてる。

基本的に自己評価が低いし、別に誰かに聞いてほしいってこともないから、なかなか自分のこと(パーソナリティ的なこと)は話さないんだけど、しょうがないよね。

手水が使えないから、きれいにお花がアレンジしてあって、その隣に自動でチョロチョロ水が出る手水が新しくできてた。

花手水はコロナ対策も兼ねた最近のトレンドみたいで、多くの神社仏閣で見かけた。
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夏の趣向として、風鈴の回廊が設けられてた。

チリチリと鳴る風鈴の音色が涼やか。(扇風機で風を送ってるのは内緒だからね!)

都内の喧騒はどこへやら。
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何かのおまじないかと思ったら、参拝のためのソーシャルディスタンス。

麻縄の結び目は、何か意味があるのかしら。
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SNSハッシュタグを付けた投稿を見せたらもらえる御朱印

乃木神社のいつもの御朱印は華奢でシンプルだから、こんなにカラフルなのはうれしかった。

「くがついつかって、なんか言葉の収まりがいいね」って言うあたり、わかってる。

でもそんなの、すぐに忘れちゃうんだろうけど。
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お昼に食べた伊吹うどんのつけ汁をTシャツに盛大に飛ばして、ツラくなってる間に時間になったので会場へ。

うどんを食べながら「なんでわたしたちこんなに続いてるんだろう」って話になったんだけど、「食べ物と、ものごとの捉え方の感覚が一緒だから」ってことになった。

気を遣わない友人というものはすごく大事で、大人になればなるほど少なくなっていくじゃない?

お化粧する気力がなくてすっぴんで会っても何も言わないし、落ち込んだら話を聞いてくれる人っていうのは大切。

あと、いつも素敵なおやつを持たせてくれる。

わたし、男女間の友情は全然“有る”と思うタイプ。極端なことを言う人はきらい。(あ、わたしか)

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昔のポスターを見ながら、関西にいた頃のデザイナー達を思い出して、懐かしい感じがした。

カメラロールを遡ってたら、もしかしたらわたし、タレ目のおじさんと会うときはいつもこのTシャツを着てるかもしれないって思った。

いつもカラフルなものを着てる人の横にいる時は、カラフルな物を着て行っちゃうよね。
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ヤクルトはもともと瓶だったんだって。

瓶だと扱いにくいからってことでプラスチックになったんだって。ほう。

プロダクトデザインというものが大好きだから、たのしかった。

普段生活で触れるものも、「あ、この人だったんだ」という新しい発見もあったし。

消費されるものなのに、それには必ずデザイナーが居るっていうことはマゾヒスティックだよね。

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ついでに明治神宮でも御朱印をもらいに行った。

参道が少しキレイになった気がしたし、新しい設備が増えてた。

土曜日の午後なのに、ほとんど人のいない明治神宮なんてはじめてだったから、少し不気味だった。

 

御朱印はコロナの影響で、あらかじめ書いてある御朱印用紙を渡された。

手書きじゃないところが、なんだか少し物足りないけど、仕方ないよね。

どこもかしこも「アマビエ様」って感じだったけど、手洗いうがいは大事にしようね。

さすがのわたしも、お外に行く時は小分けの小さなボトルに手指の消毒液を入れて持ち歩いてる。

やりすぎくらいが、ちょーどいいんだよね。

会社についたら毎朝必ず手洗いうがいをするんだけど、隣の部署の先輩女子に「ちゃんとうがいしなさい!」って叱られて以来、外出から帰ってきたら気をつけてる。

夏頃にはウイルスも消えてるって言ったえらい人は、謝るべきだよね。

全然消えないじゃん。会いたい人にも会えない。

美術的活動のゆるやかな再開

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(少し前の話)

いつも美術館に誘ってくれるたれ目のおじさんに「れーちゃんの好きな横尾(忠則)出てるよ」ってことで朝もはよから乃木坂へと。

名古屋が拠点なのに、日本中(たまに世界中)飛び回ってるたれ目のおじさん。

クソ忙しいはずなのに、スポットで時間みつけて遊んでくれる。

大阪で、名古屋で、香港で。

こういう人を知ってるから「忙しい」って言ってくる人と、やたらリスケするくせに予定を決めない人が嫌い。

予定なんて半年先でもキメ打ちしてくれればいいのに。

あと、リスケしまくる人って、どういう交友関係を作ってきたのかと思う。

おのずとそういう人のわたしの中での優先順位は下がるし、それまで持っていたポジティブな感情もいつかは消えてなくなる。

そう、好きとか嫌いとかいう感情ではなく、興味が無くなる。無。どうでも良くなる。

わたしってそういうタイプ。LINE未読無視の女。

相手してくれる人にはちゃんと連絡とるけど、そうじゃない人はすぐに忘却魔法を使ってしまう。

しつこいくらいまとわりついてくれる人じゃないと相手しない。

そんなわたし自身の話はどうでもよくて。

 

約半年ぶりの美術館。

コロナのせいで美術館はどこも予約制だから、フラッと思い立った時に見に行けないのが寂しいけど、それはそれで人数も制限されてるおかげで、いつもよりゆったり見ることができてちょうど良いのかも。

特別感がある。

 

開催中の展覧会は、サラッとラインナップをチェックするから「それ行きたかったやつ!」って思ったものを誘ってもらえるだけでテンアゲ。

国立大好き。黒川紀章の建築もよき。

なにより、乃木坂までうちからすぐ(15分くらい)なのがよき。

乃木坂ってさ、緑も多くてだいすきなんだよなあ。

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向こうから顔が振り子の要領で行ったり来たりするやつ。

写真を撮れる場所が立ち位置まで決まっていて、すごく窮屈だった。

刀好きの女友達のために刀の写真を撮ってたら、叱られた。すんません。

 

刀なんて興味無かったけど、好きな人が好きなものはわからないなりに理解したいなって思う。

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ゲトった。

ほんとにグッときたものしかミュージアムグッズは買わない大人になったんだけど、こればっかりは我慢できなかった。

マグネットを買いまくってた時期もあるけど、冷蔵庫に貼るスペースが無くなってきたから考え直した。

 

この展覧会の中で1番良かったのは、真っ暗な部屋の2体の仏像に、上下に動くライティングがしてあって、爆音で延々とお経が流れるやつ。

ああ…trip…ってクラクラしながら、いくらでもその場所に居れた。

昔の人はもしかしたらこんな真っ暗な中参拝してたのかなあ、とか思いながら時が流れるのを忘れた。

 https://www.instagram.com/p/CDDh40UgfS2/

ミッドタウンの富士フィルムスクエアでマイケルジャクソンの写真展をやってた。

ショーパブ上がりのワイは大好物のMJ is 最&高!

入り口の受付のお姉さんに「マイケルジャクソンて死んだの?」って聞いてるおじさんがいて、心の中で「(2009年ね!!!)」って思った。

 

誰かに映画や舞台や美術館など何かエンタメ系に誘われたら、絶対に下調べしないのがマイルール。

その人がわたしのことを思って誘ってくれるんだから、期待して足を運ぶのがたのしみだから、予定さえ合えば行く。

ごはん屋さんに行く時も、下調べはドレスコードの有無くらいで、いきなり行くのがすき。

普段はついついオフィスカジュアルだから、ちょっといいとこだったら最低限のおしゃれしたいじゃん。 というやつ。

だって、何でも調べたらすぐにわかってしまう今の世の中だから、少しくらいそういうワクワク感があっても良くない?

 

わたし今は何も創作とかしてないけど、文化芸術に触れると、自分のルーツを思い出すから良いよね。

毎日お仕事のことばっかりで、自分のアイデンティティを失っていくじゃない?

そんな自分の本来の「色」を取り戻すためには旅行とアートしかないんだよなあ、って。

早くコロナが収束しますように。

退職願が飛び交う季節っていうのはほんとだったんだ、という話。

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8月の終わりに、退職願を出した。

原因は2つ

  • 慢性的なスタッフ不足によるオーバーフロー
  • 上司の人間性が無理

 スタッフ不足については、1年待ったけどわたしの下に付く人が決まらなかった。

ワンオペにも限界がキた。

10人以上採用面接してきたけど、土日の出勤があることを理由に辞退されまくった結果が、これ。(じゃぁ応募してくんなよ。採用ページ見たのかよって机叩く日々)

もともと、前任者が辞めて1年補充が無かったら辞めるって約束してた。口約束だけど。

上司に助けを求めたけど、なにひとつ変わらなかった。

多分、毎日タスクをこなしてるわたしに甘え切ってたんだと思う。

 

それに加えて上司の人間性に耐えられなくなった。

子供っぽいね☆とかいうレベルじゃない。こども。

まあ45歳にもなって友達付き合いも(女付き合いも)ほとんどなく、見本にする大人もいない中育ってしまったんだから仕方ないのかもしれないけど。

しかも、「体調悪いんす…」って言ったら、聞き入れてくれずに自分の話をし始めた。

オワッタ\(^-^)/

この自分の話をする、ということは自己顕示欲と承認欲求ってことはわかってるんだけど、関西人のわたしにとってオチのないクソつまらん話を聞かされるのは地獄やで。

誰が今度お前が買う「カロリーオフに炊き上げられる炊飯器」の話やら、コストコに行った話やら聞かなアカンねん…。

部門長から叱ってくれるみたいだけど、どうなることやら。

 

コロナで会社全体の業績が下がってるのはわかるけど「じゃぁワイのアンティークコインの部門も無くしたほうがいいっすか?」ってなんとなく聞いたら「そうだね」って言われた。

てことは「(専門職で入ってるワイはクビですかね?わかりました)」というOKIMOCHI。

ショックだった。なんとなく聞いたわたしも悪いのかもしれないけど。

のちのち「これはあくまでも冗談で、自分の言葉が足りなかった」ということを言われたけど、疲れ切ってるわたしはそのままの言葉を受け取って落ち込んだ。

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SHARPさんのTwitterを見て、ああやっぱり。という気持ちになった。

退職届を出した翌日、わたし抜きで上司部門長社長で話し合った結果、欠員補充のためにスタッフを借りれることになった。

ただ、「わたし抜きで話し合った」ということに納得がいかなかったので、部門長に面談をお願いした。

「(ワイの)上司の言動なんかが子供なのはわかってるし、育ててない我々も悪い」ってことだった。

わたしの不満を伝えた結果「そういうのは早く言って…。退職願は!!受理しない!!1ヶ月…いや、2ヶ月様子を見て…」ってことでフィニッシュ。

うーん、この。

そしたら、あと3人くらい退職の意思を伝えてるって言われた。

その中の一人にコンビニで会った時「元気?」って聞いたら目がギンギンで「おれ今怖いもんないから!」って言っててやべぇって思ったもんね。

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慢性的な体調の悪さというのも久々に経験した。時期的に怖かった。

はじめは軽い偏頭痛が続いた。そして右上の歯の痛みへ。

市販の痛み止めを飲んでたんどだけど、いよいよ効かなくなってきたから歯医者に行くことにした。

微熱が出たので棚卸しだけ済ませて早退する日、こちとら熱っぽくてヒィヒィ言ってんのに、帰りに上司に納品を行くように頼まれたのでびっくりした。

3年ぶりの歯医者に行ってレントゲンまで撮ったんだけど、原因は歯ではないとのこと。

むしろ治療したところもキレイだから、歯石取ってもらって終了。

完全に虫歯だと思ったし、歯を2本くらい無くす所存で行ったのに拍子抜けした。

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その足でいつもの病院に行ったら、熱もあるし、症状が怪しいから外での診察。

血液検査の結果、コロナではないけどストレスが原因だろうって言われて心が折れた。

「やっぴー!コロナじゃないんですね!」って喜んでたら「コロナじゃないけど、病気だからね!ビョーキ!」って医者に言われた。

確かにね。そうよね。なんかよくわかんなくなってたわ。

わたしも人間だったんだなあ、と思うと完璧主義のわたしはその弱さが憎かった。

少しウィルス反応があるから、抗生物質と痛み止めとビタミンを処方されて帰された。

それからすぐに熱も下がって歯の痛みも無くなった。

 

7月の土日はほぼすべて催事とオークションで埋まってたし、曜日感覚が失われた上に次から次へと溜まっていくタスクをこなすことで精いっぱいだった。

とりあえず上司と部門長には「いつまでもわたしが笑顔でいるとは思わないでください」って伝えた。

そしたら隣で同席をお願いしてた先輩女子が「この子は白鳥なんです!!!水の中で足をバタつかせても、顔はクールにしてるんです!!!」って言ってくれて、なんだよそれ…スワンて…そんなこと思ってたのかよ…って感謝の気持ちでいっぱいになった。

スワンれーこって呼んでね。

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とりあえず会社を辞めて、少し休んだ後にまた別の場所で違うお仕事でもしようかな、と思いながら銀座でピンクのお酒を飲んでた。

南の島からのお誘いに乗ろうかな、って思ってる。

なんか、お仕事あったら声かけてみてください。持ち前の尻軽さでどこでも行きまっせ。

 

全部、コロナのせい。

(この後急展開が)

普段人には映画を勧めないんだけども

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ここ2~3年「香港出張の行き帰りの飛行機の中で見た」わたしを奮い立たせてくれた大好きな映画貼っておくね☆

わたしはネタバレ大丈夫なタイプなんだけど、ダメな人はそっ閉じしようね!

自称映画好きが嫌うようなハリウッド大作も入ってるけど気にしないでね!

世の中的には「そんなでもない評価」だったり、「映画好きな人が酷評してる」ものもあるから、「映画に詳しい人」とか「映画を語りたいオタク」とかはブラウザバック推奨だよ!

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 「バードマン(2014年)」

舞台は大好きなニューヨーク。

見たいと思ったきっかけはナールズバークレーのCrazyが予告編に使われてたから。

この曲はわたしが家族でニューヨークに行った時にMTVで朝から晩までずっと流れてたスマッシュヒットで、大人になった今でも刺さった。

泊まったホテルは親とは別々の部屋で、隣の部屋がドアを少し開けてずっとパーティをしていて、声をかけられて草を吸った。

学生の頃、生活に「舞台」があったから、こういう一幕一場の舞台を映画化したような作品が大好き。

ラストも最高。(泣いた)

そのラストが難解だとか言われてるけど、こんなの解釈なんて必要無くて、ただ感じろってことだと思うんだけどなあ。

わたし的にはハッピーエンドだった。

「亡き王女のためのパヴァーヌ」が流れる映画は良い映画だよな〜。

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「バリー・シール/アメリカをはめた男(2017年)」

トム・クルーズが飛行機に!!乗る!!と思ってみたけど、全然”あの感じ”が無い映画w

パブロエスコバル役の人とか似てる。

実際にあったパイロットのコカインの密輸の話なんだけど、パイロットの“そういう話”は聞いたことがあるよね〜。

最後に嫁が高級ジュエリー着けてバイトしてるとことかマジ最高。わかるわ〜。

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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)」

わたしね…レオ様の顔が大好きなの…。ブラピより好き…。

でも、長い。長いから、環境映像のように見ること推奨。

真剣に見ちゃだめ。

飛行機の中で出された機内食をツマみながら、出されたお酒飲んで、たまに寝落ちしながら見るのがちょうど良い。

ラストが急にカルトな感じになるけど、この長いお話しも最後大暴れするための伏線だったのかと思えばなんてことはない。

ただ、「え…?突然のチャールズマンソン…?」って機上でモヤって帰国した後に、この映画を酷評してる友達にTwitterで聞いたら「そうだよ〜!」って優しく教えてくれた…。

Twitterはやさしいせかい…。


www.youtube.com

「レッドスパロー(2018年)」

ジェレミーアイアンズが「ロリータ(1997年版)」の頃から性癖に刺さるんだけど、軍服着てるジェレミーアイアンズなんて、それだけでもう良いよね。

ロシアの金髪女スパイの話なんだけど、性的な意味での「女」をバリバリ使って相手を探るとこはちょっと同情する。

女は受け身なんだよ。

 

骨の折れる音とかダメなタイプだから、最初からちょっと「オェッ」てなったけど。

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クレイジー・リッチ!(2018年)」

わたしたち世代って「驚くほどの大金持ちの子供」が居たりするんだけど、その描写を余すところなく過剰にしたのがこの映画。

結婚式のシーンには号泣した。何度も巻き戻して飛行機で泣いた。

ニューヨークへの移民の中国人の女の子と、シンガポールの不動産で財を築いたファミリーの息子のラブストーリー。

彼のいとこの結婚式っつーことでシンガポールに一緒に帰るんだけど、飛行機がいきなりファーストクラスだったり、バチェラーパーティが南の島貸し切りだったり、ぶっ飛んだ金持ち度合が最高。

最後は予定調和なハッピーエンドなんだけど、それもまた清々しい。

ちなみに、コインショーで朝会場入りするワイは「いとこのアストリッドが高級宝飾店に入るときのアレ」のまんま。

 

レディ・バード(2017)」

親との関係やらめちゃくちゃ痛い映画。

パパがやさしいところが泣ける。

「特別なセックスなんて幻想だ」って言われるところがつらいよね。

あのね、わたししってる。全然わかってた。みたいな。

そう思いつつも「(クソガキが!!何を生意気に語ってんだよ!!)」って思いながら泣く感じ。

あと、だいたいニューヨークっていうモチーフが出てくるものは弱いよね。

すまんね。でも、ニューヨークはそんなに出てこないけど。

Rotten Tomatoesでめちゃくちゃ評価が良かったから見ただけだったんだけど、大正解だった。

青春てこんなもんだよね。すき。

youtu.be

バイス(2018年)」

 チェイニー副大統領のお話し。

でも、シリアスなドキュメントじゃなくって「ブラックコメディ」というところが最高に評価できる。

アカデミー賞の「アカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞」を獲っただけあって、髪型がマジで「あっすごい。当時の映画見てるのかな?」って思うほどオールドスクールだった。

最後も人が死んだりするバッドな展開じゃなくって、アメリカの映画!って感じの終わり方だから安心して見れる。

緊張感のある政治的な映画じゃないから、肩がこらなくて良き◎

youtu.be

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年)」

結構ドタバタな映画なんだけど、まき散らしてある伏線をきちんと回収して昇華してくれる映画。

ジュードロウの顔がいい。

ヘタクソな脚本の映画だと「あれ??さっきのやつどうなったっけ??」ってなるから嫌いだけど、この映画はきちんと点と線を繋げてくれる良き映画。

見たくて見たくて仕方がなかったんだけど、ようやく飛行機の中に落ちてきてくれたから2回くらい見た。

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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年)」

「アマゾンの化け物をどうこうしたりするアカデミー賞獲ったSF映画」とかめちゃくちゃ嫌いなんだけど、いよいよ飛行機の中でも見るものが無くなってきたから見たら、超絶泣けた映画だった。

お隣さんとか同僚のサポートが感動的な、大人のおとぎ話。

ラストが泣けて仕方ない。

youtu.be

ノクターナル・アニマルズ(2016年)」

大好きなデザイナーのトムフォードが監督を務めてるのに、トムフォードの服は一切出てこないっていう変態映画。

若いころ「後味の悪い映画」が大好きだったんだけど、もう大人になっちゃったから全然耐性が無くて困った。

ある日元夫から小説が送られてきて、それを夜な夜な読むんだけど、小説の内容が暴力的な上にプライベートの状況も酷いモンで救いようがない。

スリリングな映画なんだけど、誰も幸せにならない不穏な映画。

ラストは同じ女として「マジかー」って落ち込む。

男の人にはわからないだろうなあ。

人に勧めて良いかどうかわからないけど、「うっ…わあ…」ってなりたかったら見て欲しい。

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「シークレット・スーパースター(2017)」

インド映画。大好きなアーミルカーンが出てる。それだけ。

長いから早送りしながら流し見推奨。

香港のコンビニでプロモーション見つけたけど、日本までは来なかったなあ…。

めちゃくちゃプレイボーイの役のアーミルカーンが受付嬢に「(後で電話してね)」っていうジェスチャーをするんだけど、何回も何回も見てキューーーーーン♡てした。

最高。ワイも「(後で電話してね)」ってやってほしい。しぬ。

この映画のプロモで来日するって言うから応募→当選したのに、「次の映画に専念したいから」って言う理由でドタキャンされたの、一生忘れないんだからね!

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アーミルカーンは他にも「PK」とか「きっとうまくいく」「ダンガル」が日本では有名◎

映画を紹介してったのに、最後はアーミルカーンかっこいい!で締めちゃった。

普段高尚なことを言ってる雰囲気出してるワイだけど、見たり聞いたりしてるモンなんてこんな程度なんだからね!!

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飛行機の中で映画を見る行為が気に入ってる5つの理由は、

  1. 映画見るくらいしかやることがないっていう限定されたある種の拘束感
  2. 閉鎖的な空間と非日常が重なって、いつもよりも違った感覚で見られる
  3. 早送り出来る
  4. トイレ行く時に好きなタイミングで一時停止出来る
  5. 食べ物だってお酒だっておつまみだって、言えば出てくる

着席から離陸までだいたい30分くらいあるから、貧乏性なワイは席に着いたらソッコーイヤホンぶっ刺して、座席の前に置いてある機内誌をチェックして見るもの探して再生ボタン押すよね~。

は~。次はいつ海外に行けるんだか。

去年の夏にタイに行った話をしてなかった

コロナのせいでどこも行けないから、記録がてら、記録シリーズ(ナンバーガール

去年(2019年)の夏のこと。

ボーナス入ったし、いい加減遠出したいなって思って去年のお盆休みは10年ぶりにタイに行ってきた。

もはや香港は遠出に入らないので、もう少し西に行きたかったからタイにした。

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久々のタイは進化してるんだろうなって思ったら、古き良きを残しつつ、新しいものがたくさんあった。

タクシー移動ってあんまり好きじゃないから、出来るだけ電車にたくさん乗った。

びっくりしたのが、LINEペイで電車のきっぷが買えたこと!

結構簡単でびっくりした。

「ラビットラインペイ」っていう謎のお友達を追加したら、QRコードでタイバーツの支払が出来るから、小銭増えなくてめちゃくちゃラクだった。

チケットカウンターで並ばないで良いし、通じてるのか通じてないのかわからない状況でチケットを買わなくて済むし、一石二鳥。おすすめ。

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 チャオプラヤ川を船で上がっていくと、憧れのマンダリンオリエンタルバンコクが右手に見えて、「大人になってよかった」って思えた。

わたしがしぬほど泊まってみたかったお部屋は改装と共に消えてしまったけど、外から見れただけでも感激した。

やっぱり「行きたい」って思った時に行っておかないと、無くなっちゃうんだなーと思って時間を呪った。

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暁の寺」こと「ワットアルン」に行った。

真っ白な建物と、聞こえてくるお経の声がすごい良かった。

ここで三島由紀夫が「暁の寺」を書いたと思うと凄く気持ちが高ぶった。
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隣にある建物で人が集まってるのが見えたから、お参りがてら靴を脱いで中に入った。

お坊さんが少し高くなってる台の上から、参拝してる人の腕に黄色いミサンガみたいなものを結んでるのが見えたから、「わたしたち観光客だけど大丈夫かな」って思って手を合わせてた。

なんとなく大丈夫そうな気がしたから、正座のままずるずると寄っていって、腕に結んでもらった。

(お坊さんは尊いので、お坊さんよりも上に行っちゃいけないのでむやみに立ち上がったりしちゃいけない)

お賽銭をお盆の上に乗せて、頭をたれて手を合わせる。

榊みたいなものでお水を振りかけられて、順番に呼ばれて腕を出す。

前の人たちが右手だったから、わたしも右手を出したら「違う違う、そっち(左手)を出しなさい」ってジェスチャーされた。

何が震えたって、わたし身体の左側が弱くて、一瞬にして見抜かれたのかと思って泣いた。

https://www.instagram.com/p/B1IY8XijjyS/

GET POWER!まだわたしの左腕に結ばれてる。

今年の夏に行く予定だったのになー。

でも、行きたいって思った時にタイに行くことが出来てよかった。

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ホテルのアサメは毎日外のテラスで食べた。

久々のマジな南国は湿度も太陽の光も新鮮だった。

蒸し暑さの中のむせ返るような街のにおいも懐かしい感じだった。

多分、この時わたしが求めてたのは「南国」だったんだと思う。

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王宮前の屋台のマンゴーのスムージーは青臭くておいしかった。

目の前で惜しげもなくマンゴーを入れて作ってくれて、炎天下にピッタリのキンキンに冷たい感じが最高。

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せっかくなので、(柄にも無く)HISでアユタヤ刊行と象に乗るプランを申し込んだ。

ホテルから待ち合わせ場所まですぐだったし、やっぱりもう一回くらい象に乗りたかったから。

バスで1時間半くらい揺られて、到着。

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ちょっとオネエなガイドさんに「ここ来るの2回目なんです」って言ったら「えwwなんでww」って感じだった。

ムンバイ出身のコインのディーラーに「アジャンタとエローラ行ったよ」って言ったら「えwwわたしも行ったことないのにww」って言われたのと一緒だよね。

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アユタヤが地元だからってタイの人は何回も行くわけじゃないし、わたしがスカイツリーに未だに行ったことが無いのと同じことなんだと思う。

20年くらい前に来た風景とは違ったけど、もう一回来てよかった。

帰りはタイの祝日っていうことで結構混んじゃったけど、それも街並みが見れて楽しかった。

https://www.instagram.com/p/B1HMCUUDGH9/

あと、たれ目の旅行おじさんにオススメされたアメリカの実業家でタイのシルク王の「ジムトンプソンの家」にも行ってきた。

ジムトンプソンはマレーシアのキャメロン・ハイランドで謎の失踪を遂げるっつー、オチも最高。

きっとめっちゃゴージャスでラブリーな女と、バカンスに行ったついでにアメリカにでも亡命したんだと思ってるし、そうであって欲しい。

(ガイドツアーの待ち時間に鳥に糞を落とされたけど)

ジムトンプソンのベッドルームの前には水路があって、「きっと何かあった時にすぐに逃げ出すためじゃね!!??」って勝手に思った。

建物の中の写真を撮っちゃいけないっていうのも、内緒なことがたくさんあるんだろうなーって思って「こころの…カメラで…」ってガイドツアーを回った。

世界中をまわって集めたんだろうなーっていう美しい美術品で溢れてた。

シルクの素敵なグッズも安くて、家族へのお土産に最適◎

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ヒンズー教の寺院が極彩色で圧倒された。

うちのオランダ人がヒンズー教のお寺に行ったことが無いっていうから、GoogleMapで調べたら、電車ですぐだったから行ってきた。

ヒンズーのお寺は各国それぞれだから、「これが正解!」っていうのが無いんだけど、楽しんでもらえてよかった。

中ではずっと同じマントラが掛かっていて、脳内で何かがドバァっと出る感じだった。

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その時のマイブームがBurberryだったんだけど、胸キュンな色のリップを見つけたのに、全部売り切れ。

また他で見つけても売り切れ。テスターだけ。無いならテスターも下げてよ…。

マットな赤のリップが欲しかったんだけどなあ。

たまたまLINEしてた同志に「無さすぎて腹立つ!」って言ったら「れーこちゃんみたいなオカマがみんな買うてしもてるんやろ」って言われた。

あ、そっか。いや、わたしオカマやない。

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大人になって子供の頃に連れてってもらったとこに行くと、子供の頃とは全然印象も違うし、なんせお酒が飲めるっていうのが良いよね。

タイは時間によってお酒を買えない時間があったりするのも、異国に居る感じがしてとても良いよね。

ラグビーをめっちゃ見に行った話

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コロナのせいで、見に行く予定だったスーパーラグビーの試合が、ほぼ全てキャンセルになった。

めっちゃ悲しい。日本での開催は今年で終わりだったみたいだから、余計に悲しい。

携帯の予定表には、削除し忘れてるラグビーの予定が出るし。(悲しいから消した)

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ギリ見に行けたのは2/15のサンウルブズ秩父宮の1回だけ。

(この後タクシーに飛び乗って東大のシンポジウムに行った)

このチケットホルダーを付けて見に行きたかったなーーーー。

秩父宮ラグビー専用の競技場だから、観客席がすごく近くて臨場感がハンパなかった。

しかもここは少し奥に移転して新しくなるみたいだから、最後に今の秩父宮で見ることが出来てよかったなって。

https://www.instagram.com/p/B4FHVQ3D0ng/

去年は日本でのW杯開催で、ラグビーな人に散々連れてってもらったお陰で、貴重な体験が出来た。

もちろんオールブラックスガチ勢なので、全身真っ黒で行ってきた。

オールブラックスのユニフォームはadidasだし、しかもディレクションはヨージヤマモトだから、めちゃ興奮した。

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まわりに結構ラグビーをやってる人が多くて(親戚のお兄ちゃん連中もラグビーだし)、昔から身近なものだった。

こういう「マジでどうってことない写真」って撮っておくべきね。

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毎回ラグビー経験者と見に行ったのに、コロコロ変わるルールのせいで、「今のどういうこと?」って聞いても「わかんない」って感じだった。

そんな感じでも見れば見るほど、ルールも試合も理解できるようになる。

横浜は秩父宮と違ってラグビー専用スタジアムじゃないから、選手までちょっと遠い。

https://www.instagram.com/p/B4HwshQDnIK/

見に行った試合は全部横浜だったんだけど、ちょっと遠出する感じも良かった。

横浜なんて、めったに行かなくなっちゃったからなー。

ほんとは帰りに中華街でサク飯でもすれば良かったんだろうけど、ヘトヘトだから即帰宅。

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わたしはただ会場でビールを飲んでるだけだったかもしれないけど、ものすごく楽しかった。

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ちょうど座席へ向かうときにサンセットが美しくて見とれてしまった。

外国に行くようになって「サンセットを見る」ということをようやく理解した。

その時間を費やすことがいかに大事なのかということは、大人になって経験しないとわからなかった。

https://www.instagram.com/p/B4HQ9OFjkoW/

いろんな国の人がたくさん来ていて、みんな同じ場所で国歌を歌うなんて最高だった。

うろ覚えだった英国の国歌「God Save The Queen」も歌えるようになった。

 

いつか香港コインショーと香港セブンスのタイミングが合えば見に行きたいな。

ラグビーとかの「世界大会」って街がお祭りになるから、行くだけで楽しーよね。

沼野充義先生最終講義とビールの話。

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東京大学で長い間教鞭をとられていた沼野充義先生がついに退官された。

なんとなく沼野先生の最終講義についてお聞きしたのが2月なかば。

初耳だったから「どこかにインフォメーション載ってます?」ってお聞きしたら「あまり派手にしたくないから…」っておっしゃってた。

去年の野崎歓先生の最終講義には行けなかった(というか行かなかった)ので、文学の世界に戻ったからには、必ず行きたいなって思った。

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2月に東大のシンポジウムに行ったときの看板の文字が間違ってた。

惑のロシア」なはずなのに「惑のロシア」になってたのを沼野先生にお話ししたら、「あれ、書き間違えちゃったかな。いつも魂のこと考えてるから」っておっしゃってて「(え!ご本人が書いてたの!?!?!?!?)」ってなったし、なんだよそれめちゃくちゃいいやん!ってなった。

めちゃくちゃfunnyな方やん…。

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この時のシンポは「ロシア文化辞典」の発刊記念シンポで、到着したときにはすでに満席。

満席すぎて一旦ドア閉めたくらい。

立ち見だったんだけど、前には渡辺先生、後ろにはロシア正教の元司祭様という贅沢な空間だった。

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プログラムがめちゃくちゃ豪華!

わたしはこの日秩父宮ラグビーを見に行ったあげく軽く飲んでたので、17時くらいにはギリ間に合うかなって思ってタクシーで急いだ。

運転手さんがめちゃくちゃいい人で和んだ。

おばさん現金はあまり持ち歩かない派なので「クイックペイでお願いします」って言ったら「学生さんじゃないですね」って言われた。

「えっ何で??」ってなってたら、「学生さんはクレジットカードとか…」って言うてはった。

そっか。って。

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野崎歓先生のときみたいに、ゲストスピーカーもたくさん呼んだりするんだろうなあ。と思ってたのに、突如中止。

文学界の損失!!!!って絶望してたら、NHKの100分de名著のプロデューサーさんがYouTubeでの生中継を企画してくれたそう。

泣いた。NHKありがとう。(パパ元気かな)

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ほんもののシンポジウムみたいだった…。

でも、ほんとは東大の法二2の1で、すし詰め状態の中聴きたかった…。

あの熱気は、たまらんよね。アアッ!参加してるゥッ!ってなる。

ニヴフ人」のことは全く知らなかったんだけど、ニヴフの人が歌う歌はどこか美しかった。

言語を統制されたり、つらい過去もあるみたいだけど、こういう残された種族を絶やしちゃいけないなって思う。

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おうちだからビール飲んじゃう。乾杯。

何年か前にパパに買ってもらったPS4(と、大型テレビ)がこんなに有意義な使い方が出来る日が来るなんて!

2600人もの人が同時に見てたと思うと、YouTube配信も悪くないなって。

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先生がワイプで抜かれるなんていうのが面白くて笑っちゃった。

サハリンスクで「村上春樹のシンポをロシア人が開催してる」というのがすごい。

もちろん、村上春樹本人は呼ばない。それもすごい。

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もしかしたら文学系のお友達が見てるかもしれないから、YouTubeの名前を一瞬Margaritaに変えた。

質問してもいいよってな雰囲気だったから、「次の翻訳などのご予定」を聞いたら、拾われた。

「言えないけど///」みたいな感じだったけど、聞けてよかった。

質問して良かったー!

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最後は花束でフィニッシュ!すごいハッピー◎

淡々と、いつものシンポジウムでの名司会のように進んでいく講義が心地よかった。

特にしんみりすることが無くて、なんでだろうと思ったらこの春から名古屋外大で引き続き教鞭をとられるとのこと。

最高!

だって!名古屋外大の学長って!ほら!あの人!あの人だよ!ほら!

と思うと、泣ける。

 
【無料公開中】沼野充義(東京大学教授)最終講義「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人――村上春樹、大江健三郎からサンギまで」

YouTubeアーカイブされてるので、自宅待機の皆様、ぜひ!

バッチリ2時間の講義って感じ。

是非ともYouTubeを見て欲しいので、ここで内容は語らないぽよ。

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翌日、ものすごい季節外れの雪が降った。

蕎麦屋のとこの桜と大粒の雪が儚くて、寒いのに何度も窓を開けてみた。

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余談ですが、最近はうちではずっと「青のプレモル」を飲んでる。

上面発酵酵母で高めの温度で発酵してるって。ビールの起源ともいえる紀元前6,000年頃からの伝統的な製法だってさ。(サイトより)

普通のプレモルが下面発酵らしいので、そもそも作り方違うのとかすごくない?

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普通のプレモルもおいしいけど、青いやつ飲んだらもう戻れない。

飲みたいときにコンビニとかでエールがサクッと手に入れられると思えば、上出来だと思う。

「ほんとにおいしい」って感じ。

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赤いやつはセブンイレブン限定っつーことみたい。

青いのを普段飲んでると、ちょっと物足りないかもしれんけど。

学生の頃の合宿で「ビールというものは、こういうものをいうんだよ」って教わって、美味しい!と思って以来、ずーっとプレモル

それまで典型的なビールが苦手なタチだったんだけど、プレモルを知ってからイメージが変わった。

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ハイネケンもすき。

ただ、これを手に取る時「ハイネケンじゃなくて、ハイネッケンなんだよ」って発音を直されたのを思い出す。

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今ではクラフトビールがすき。だいすき。(IPAは苦手)

最近はタップで飲めるクラフトビールも増えてきて、めちゃくちゃうれしい。

ツムビアホフ」の新宿東口店はドイツの「ホフブロイ」さんの公認のお店。

食べ物もおいしかったけど、トイレが男女共用でちょっとキマズい。(男性側が)

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飲みに行った時でも、ビール→シャンパンやらハイボール→最後にビールに戻りたいタイプ。

ちなみに、いつもの店こと箕面ビールがドラフトで飲めた新宿三丁目の「Bistro BLEU」さんは閉店しちゃった。

センスのいいジビエと生ガキを出してくれる、とても良い店だったのに…。

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瓶のクラフトビールはまたそれで良し。

外だと瓶のものはそのまま飲みたいけど、レストランで出されるときはグラスに入れて色も楽しみたいタイプ。

うちで飲むときも出来るだけグラスに入れるようにしてる。

グラスっていうかコップが好き。

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都内なら「T.Y HARBOR」がたまらんよね。

ご飯も昔よりはめちゃくちゃおいしくなったし、何よりロケーションが最高。

グラスも大きさが選べるし。

天王洲アイルまで行くのはクソだるいけど。

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またこうやって、「クラフトビール飲みに行こうよ」って行ける日が来たらいいな。