インドに行ってきました。10年ぶり二度目。
デリーの空港は見違えるほどキレイになってた。
インドに行きたくて行きたくて、口ぐせは「インドいきたい」だった。
お仕事絡みで行くことが決まった瞬間震えた。
まわりは「えー?インドー?」ってややネガティヴだったけど、行ったこと無い人には良さがわかんないんだろうなあ。
10年前、学生の頃に行ったけど、別に人生観なんて変わらなった。
行ってから、インドの人に「インドはね、行くとこじゃないんだよ。呼ばれるとこなんだよ」って言われたのが刺さった。
まさにその通り。
ディワリっつーインドの正月休みも重なって、週の後半はインド中東勢こと貴族のような人と合流した。
Happy Diwali!
ディワリっつーのは、ヒンドゥーのお正月。
毎年10月〜11月はじめにお祝いする。(日付は毎年変わる)
めちゃくちゃ中途半端な時期だったけど、海外で謎の独自の正月を迎えるのはすごく貴重な体験だった。
HELLO NEW ME !!!!的な生まれ変わった感半端なかった。ディワリすごい。
買うてもらったパンジャブドレス着て、チョーシのってます。
町中では花火やバクチクが上がって、結構騒がしかった。向こうに住んでる駐在員はこの時期インド出るみたい。
ここのレストラン、周りはインドのミレニアル世代ばっかで、そこかしこで泡って感じも悪くなかった。
そして、いよいよ歴史ある「タージホテルムンバイ」へと。
女の子なら、とりあえずひたすら感激するホテル。(ホテルで感激するのはまだまだ序の口だった…)
タージホテルグループっつー、TATA財閥の一族がやってるホテル。
メンバーの中にここの上級会員のやつが居て、チェックインしたらサリー着たプリヤンカーチョープラみたいな女子がお祈りしてくれて、おでこに赤いやつ付けられるサービス付き。
すっぴんですいませんね!
あと、ジュースももらえるよ。
そこかしこに、お花がふんだんに添えられてた。
さらに天国感が増すよね。
ホテルん中もめちゃくちゃいい香りで、どこの何を使ってるのか聞けばよかった…。
お部屋からの眺め。Gateway of Indiaが見えます。霧なのかモヤなのかわからんけど、この程度。
「インド門」とは言うけど、みんなが知ってるのはデリーの方ね。
でも、こちらの方が厚みがあって良い。周りに建物無いし。
これ、英国王のジョージ5世が初めて降り立った場所なんすけど。
コインの仕事で携わる歴史上の人物だから、大興奮した。
こちらの裏側から世界遺産「エレファンタ島」に向かうお舟に乗ります。
インド門の前までなら、無銭で入れます。
窓ないよ。吹きさらし。途中軍事施設通るからたくさん空母とか見れる。
1時間くらい乗るんだけど「あーやべーわたし今アラビア海に居るわ。ジョージ5世もヴィクトリア女王もウィリアム4世も降り立った場所にいるわー」とか脳から何かがドバドバ出てる間に島に着くよ。
デカさが全く伝わらないけど、めちゃくちゃデカいシヴァ。
いくつか洞窟的なのがあるけど、アジャンタとかエローラ行ったあとだから物足りなかった。いく順番大事。
せっかくなので、バーで一杯。
見渡す限り、シュッとしたワンピースとか着てる人が多かったので、フロントに「カジュアルで大丈夫??フラットで大丈夫?」って聞いたりなど。
問題なしだったので、ワンピースとフラットで行きました。
足を出すことが何となくタブー視されてんだけど、こういうホテルの中はOKみたい。
ただ、室内はどこもかしこも冷房キンッキンだけど。
インドシャンドン。
インドってビールとウイスキーしかイメージ無かったけど、スパークリングもワインも相当美味しかった。
ちなみに階段の上はwasabiっていう鉄人モリモトさんのお寿司屋さん。
お育ちがアレな人たちは一杯目泡モノというやつで、わたくし全然キングフィッシャー(っていうインドビール)で良かったのに…というやつ。
いやー、忘れてたわこの感覚。すげーわ。
という話をしたら「ぼくたちが居ない(いつメンが駐在に行っていた)3年は好きにしてたじゃない。夜の仕事したりして、のめり込んだらどうしようって心配してたけど」とピシャリと叱られる毎日でした。
面目無い。
ディワリってことで、ピンク色だったエントランスのお花もマリーゴールドてんこ盛り。
皆様お忘れかもしれませんが、こちらテロがあった場所でして。
まさにこのラウンジのガラス窓から銃撃されたというやつです。
日本人の方お一人亡くなってます。
まあ、そんなことにも驚きながら、悠久の時を感じてたわけです。建物古いからね。泊まったのはタワーの方だったけど。
やったね☆ヴィクトリアステーションだよ☆
今は名前が変わってるみたいだけど。
インド映画でやたらロケに使われて、シャールクカーンが目の前で爆破シーンやったりする世界遺産。
そう、世界遺産。インドには30箇所以上もある。全部周りたい。
中もガッチリ当時そのまま。不思議。触れたりするんだもの。
しかも、まだまだ現役の駅だから、余計に不思議。
ホームに行けたりなど。ドア開いたまま到着して、ドア開いたまま出てくの。なんじゃそれ。
止まってた電車の中を通り抜けてみようぜ!ってしたけど、タマヒュンした。玉無いけど。
これに乗ってどこに行けるんだろう、って思ってワクワクした。
エレファンタ島は月曜日はお休みで予定が空いたから、美術館とか博物館にたくさん行ったりした。
建物古くていいよねー。入場料は500ルピーくらい。
中は結構雑多だったけど、それはそれで良し◎
クーラーも無くて暑かったけど、雰囲気が良かった。
自作のヒンディーの神様のフィギュアとかあって自由だったけど、これがインドか……って感じ。
街中の本屋さん。
正直、ムンバイってあまり良いイメージが無かったんだけど、最高の場所だった。
街歩きしたけど、街が古くてすげー良かった。歩けばすぐ史跡に当たる感じ。
わたし的には、むしろデリーよりムンバイの方が相性いいかもしれん。
というわけで、ムンバイからウダイプルへと移動など。
ウダイプルてどこやねん。