150BPM

ものすごいサブカルですが、あまり気付かれません。

シンガポールコインショーに行って、わざわざ会いにきてくれた人の気持ちを(思い)知った話

シンガポールの食事とか街の話とかは、また別の記事で)

初のチャンギで浮かれるわたし。(到着してまだ一歩も街に出てない)

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みんなに会えてうれしかった。

ディーラーのみんなとは2019年12月の香港以来3年ぶり、ということで「良くぞ生きてた!」くらいの気持ちでたくさんハグをし合った。

前職を辞めた時に香港に思いを置いてきてしまった気がしたので、今回は香港の人たちと会えて本当に良かった。勝手に気持ちの整理ができた。

転職をしたことを伝えたら、新しい会社のラインナップを見たみんなが「こっちの会社の方がいいじゃん」って言ってくれた。

3年経ってるのに「変わらないね」って言ってくれた。(ありがとうケニス)

コインショーの初日は青かネイビーを着るというのがワイのセオリー。

大手のコイン屋さんはみんな美しいスーツを着てるよね。

 

「ディナーかランチに行きたいけどマジで時間がない、っていうことを伝えにきた」ってわざわざ言いに来てくれた人もいたし、「なんとか時間を空けたのでランチしよう!」ってしっかり予定をFIXしてくれた人もいる。

中には観光+空港まで送ってくれた人たちもいて、やっぱり時間は作るものなんだと思った。

ありがとうAnthony。香港の父。そしてシンガの父ことリチャードを紹介してくれた。

いつもAnthonyからは教わることが多かったんだけど、今日はヒンズー教のお寺に行った時にペラペラと喋ってたら「説明してくれてありがとう」って言ってくれた。

「わたし、マニアなだけだから」って、みんなで笑った。

いつもAnthonyからは教わることばかりだったから、少しお返しが出来たかなと思えてうれしかった。

 

リチャードを紹介してくれて、おかげでガイドブックに載っていないシンガポールを知ることができた。

一人じゃ絶対に行かないような「色街」も車を走らせてくれた。

そして、ホーカーでたくさん美味しいものを食べさせてくれた。

アジアで一番勢いがあるんじゃないかという若手コインディーラーのハンくん。

気づけばオークション会社がめちゃくちゃデカくなってて尊敬する。って言っても「そんなことないよ」って言う。

青のシャツが美しい!あと、みんな背が高いのにワイが自撮りしようって言うと膝を折ってくれる。

そして、鑑定済みの紙幣を使ったNFTの会社も立ち上げていて、日本なんかより最先端をいってるなーと感心した。

ケニスがマリーナベイサンズの最上階にあるインフィニティプールに連れてってくれた。

なんだよこれ、天国じゃんって。

しかもバーでビールまで飲ませてくれた。

シンガポール滞在最終日、最高のエンディングになった。

(ホテルの建築が素晴らしかった)

今回会った中でもダントツ優勝だったのは、日本からの出張アレンジ勢。

なんとなくノリで声をかけたら、マジで予定を無理やりアレンジしてくれたようで、驚きすぎて会場でちょっとした痴話喧嘩みたいになってしまった。

「なんで予定アレンジしてくれたこと言わないの」って。「わざわざ言うわけないだろ」って。

軽く塩対応してしまったことを謝ったら「LINE読めよ」って言われてしまった。すまん。

 

そして、この週は2度もトムフォードの映画「ノクターナルアニマルズ」の話をした。

こんな奇跡ってないからびっくりした。イケおじはだいたいトムフォードが好きだな。(れーこpediaに新たに追記された)

 

クソ忙しい人ほど時間の作り方を知ってるから、こうやって時間を作ってくれる人しか会いたくないし会わない。

それ以外の「会いたい」って言う人は傲慢さで生きてる、と思う。

でも、「わたしに会いたけりゃ時間作ってお前が来い」って少しばかり思うわたしが傲慢なのかも。

今まで「出張アレンジするよ〜」とか耳障りのいいことを言う人はたくさんいたけど、実際にアレンジしてくれる人なんてほとんどいなかったよね。

 

たまに国境までも超えてマジで会いにきてくれる人っているけど、ほんとにすごい。(香港に来てくれたタレ目のおじさんとMy Kinky SIsのシコちゃんとか)

今回も聞くところによると絶対大変だったはずなのに、絶対に「大変だった」って言わないところもすごい。

(香水変えよっと)

そんな国際的イケおじのおかげで、自己肯定感爆上げのラグジュアリーな時間を過ごさせてもらえた。

海外出張に行くと色々な思いが起こるから、どうにかして自己肯定感を上げてきた。

それがペニンシュラでの一杯のシャパンだったり、蘭桂坊のパイントのビールだったり、ヴィクトリアハーバーで飲むマンゴーのスムージーだったり。

初めてのシンガポールは、わたしの壮大なわがままを叶えてくれたおかげで、泣かないで済んだ。

転職したくだりを、この収集家にあらためて話したんだけど「れーこに対してネガティブな思いなんて一切無いし、もうあそこではコイン買ってないよ」って言ってくれて報われた。

それなのに彼が持ってるコインの1枚を、他のお客様が欲しいって言ってるから売ってくれって言ったら「お前んとこで買って自分でスラブに入れたのに(鑑定に出したの意)、思い出が無くなるじゃないか」って言われたりなどした。

ごめん。マジでごめん。男心がわかんないんだよ…。

 

わたし、「会いたい」って言ってくれる人の中でもしつこく連絡してくれる人で、日時と場所をしっかり指定してくれる人じゃないと会わない。

「会いたい」って言ってくれるのはいいけど、予定をちゃんと決めてもらわないと忘れてしまうタイプだから。

わたしの良くないところは「興味が無い人のことはマジで覚えられない」こと。

今回も名刺を何度も渡しそうになって「もらったよ」って言われたりした。

この前なんて、紹介していただいた方のことを全然思い出せなくて、あとから確認したら絶対に覚えておかないといけない人だった。

(ちなみにこの週1度目の「ノクターナルアニマルズ」の話はこの時、トムフォードの話になったから)

(ヤクンカヤトーストの本店おいしかった〜)

会社の人と飲んでいて、その辺のおじとのやりとりの話になって「LINEをちゃんと読んでください」ってまた言われたし、「ぼくが写ってる写真をおじには送っちゃだめですよ。その数だけ相手はブチギレてますよ」って叱られた。

マジか。と思いながらパイントのドラフトビールを2杯飲み込んだ。

パパに「れーこは男心が世界一わからないね」って言われてるから、もうどうしたらいいかわかんない。

それでも可愛がろうとしてくれるみんな、めげないでね。あと、諦めないでね。

わたし、日時をきちんとFIXしてくれる人には、きちんと会いに行くから。

香港でしぬほど噛んでたレモンミントのハイチュウ的なやつ。あるだけ買った。

ベーブが吸えない室内とか、小腹が空いたけどマジで食べ物を買いに行く時間が無い時にはこれを噛んでた。久々に食べて泣きそうになった。

レモンミントのガムとか好きで良く買ってたんだけど、だいたい廃盤になっちゃう。

こんなにレモンミントのものを愛してるのは、世界でわたしだけなのでは…。

無くなる頃に必ず香港で補充していた「リキンキ」の麻婆豆腐の素。

これは本当においしい。広東味。

ベストマッチは沖縄の「島豆腐」と鶏肉のミンチ。これであっさりしっかりした麻婆豆腐になる。

更に甜麺醤オイスターソースを垂らして、完璧。あまり辛いのは嫌い。

 

初めてのシンガポールだったけど、支えてくださるみなさまのおかげでNice(Business)Tripになりました。

ほんとうに。大謝。そして再見!